失う覚悟 五段 ページ30
side 猪名寺乱太郎
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安部「また俺に負けるか？」
諸泉「くっ…！ まさか……これは延長戦だ…！」
文次郎「オラァァァア''！！！」
長次「もそ…！」
仙蔵「…ふっ！」
留三郎「Aは渡さねぇ！」
保健委員会の私たち以外の全員が
一斉に仕掛ける。
その攻撃を難無く躱す相手の動きに
思わず見入ってしまう。
伊作「乱太郎！ 今はこっちに集中しないと！」
乱太郎「あ！ そうでした…！」
伏木蔵「……冷たい…」
伊作「脈はまだ測れる……が、かなり遅いな…」
冷たい身体に徐脈な心臓…
それって、いつ心臓が止まっても
おかしくないってこと…？
どうして…？
何でA先輩が
こんな目に合わないといけないの…？
A先輩がいったい何をしたっていうの…
与四郎「…っ……はぁ…どうだ？ 起きそうか？」
伏木蔵「与四郎さん…！ 腕に傷が！」
与四郎「俺のことは大丈夫だ。それより、」
私たちが説明をする前に
A先輩の姿を見て
言葉を詰まらせる与四郎さん。
悔しそうな表情を見せた後、
闘いに戻ってしまった。
伊作「取り敢えず、Aを運ぼう。僕がおぶるから乱太郎と伏木蔵は手を貸してくれるかい」
乱太郎「はい！」
伏木蔵「わかりました！」
伊作先輩がA先輩の身体を起こし、
なんとか背負う。
忍術学園までどれくらい距離があるだろう…
ここまで来るのに結構歩いた気がする
伊作先輩が立ち上がろうとした時だった。
？「させるかっ！」
ｼｭｯ…‼
乱太郎「伊作先輩！ 危ない！」
伏木蔵「あ！ 乱太郎！」
……ｶｷﾝｯ‼
声と共に頭上から降ってきた手裏剣。
狙いはやっぱりA先輩みたい…
このままじゃ、
A先輩を背負ってる伊作先輩も怪我しちゃう…！
私は咄嗟に低い姿勢の二人を
庇う様に身を投げ出す。
が、
その攻撃は何故か弾かれて近くに落ちる。
？「……ﾁｯ…！ 何処までもしつこいな。」
小平太「大切なものを護るのは当然だからな！ 奪おうとするのは許さない。例え大切なものの父親であってもだ。」
伏木蔵「七松小平太先輩…！」
七松小平太先輩が苦無で弾いたようだ…
ん？ まって。
父親…？
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千雪(ーωー) - お久しぶりです！更新止まってるみたいなのですが大丈夫ですか？また、鴫碧さんの小説が読めることを楽しみにしておきます！！ (2022年11月7日 17時) (
レス) id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
鴫碧(プロフ) - ラムネさん» はじめまして！ コメありがとうございます！ わかりやすくネタバレになってしまいますが、忍たま全員と関わっていこうとおもっておりますw どうぞこれからも宜しくお願いしますm(_ _)m (2022年9月30日 19時) (レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ(プロフ) - 初めまして！いつも見させてもらっている者です！！ これからどうなっていくのか、、更新楽しみにしています！ 個人的にはいろんな忍たまとの関わりが見たいな〜、なんて思ってますw (2022年9月30日 18時) (レス) id: 7118247792 (このIDを非表示/違反報告)
鴫碧(プロフ) - 千雪(ーωー)さん» お久しぶりです！ ただのチキンですよwww なるべくこまめに更新しますので、よろしくお願いしますm(_ _)m (2022年9月28日 23時) (レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - お久しぶり！鴫碧さん優しいですね(*^-^*)尊敬します！これからも応援しますね💖💖 (2022年9月28日 19時) (レス) id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴫碧 | 作成日時：2022年7月23日 0時
