止まない雨 十段 ページ10
side 立花仙蔵
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仙蔵「伊作、知っているなら教えてほしい」
文次郎「待て待て！ どういうことだ？」
小平太「伊作、何か知っているのか？」
全て聞いてしまった。
タソガレドキの組頭がAに手紙を渡した事も
何故、タソガレドキがここにいるのかも
昨日食堂で伊作がAに渡しているのを見ていた。
そして出城の事…
伊作「だから！ 僕は何も知らないんだってば…！」
仙蔵「はぁ…、取り敢えずあの二人を止めるぞ」
文次郎「でもどうやって…」
あそこまで登る？
いや、それは危険だ
焙烙火矢の爆発に加えてこの雨。
不利すぎる…
どうやって二人を止めるか悩んでいると、
ﾋﾟｨｰｯ‼
小平太「びっくりしたぁ…」
仙蔵「それは？」
諸泉「撤退の合図だ。これが彼の耳に届けばいいが」
文次郎「結構耳にくるな…」
伊作「高い音の方が遠くまで聞こえるからね！」
伊作の言うとおり、
その高い音はAの耳に届いたようで…
こちらに気付いたAは屋根を飛び降りて
それを長次が追うかたちになる。
身軽に地面に降り立つAは
駆け足で近付いてくる。
『はぁ…はぁ……っ…何で皆が居るのさ…』
文次郎「ったく、それはこっちの台詞だ！」
『いや、俺は頼まれ事で…』
長次「みんな無事で良かった」
これで全員だ。
では、説明してもらうとするか
『学園長先生の任務なんて知らないよ…、今朝は声かけられてないし…』
留三郎「じゃあ、伊作から渡された手紙は？」
『ドクタケが隠してるものを少し分けてもらえないか交渉して来てって。でもその手紙失くしちゃったんだよね』
諸泉「それで私と一緒に侵入していたんだ」
小平太「ややこし(((」
伊作「出城って分けることできるの？」
『出城？ 何の話？』
いや、本当にややこしい話だ
学園先生が言った「噂」…
仙蔵「その答えはあの蔵の中だ」
文次郎「出城が蔵の中だと？」
小平太「行ってみよう！」
敷地内にあった蔵
中を覗けば間違いに気付く
伊作「何これ」
諸泉「出汁だそうだ」
留三郎「まさか出城じゃなくて、出汁！？」
文次郎「学園長先生が耳にした噂って…」
一気に脱力する
この任務は失敗か…？
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鴫碧(プロフ) - 千雪(ーωー)さん» 利吉も土井先生も美味しい…媚,薬とかもっと美味しいですね(*´ω｀*) やってみます！ (2022年6月2日 20時) (
レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - スライム？触手？でも美味しいと思います( *´艸｀) (2022年6月2日 19時) (レス) id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - あ❗『どうでしゅうか』になってる！！(゜ロ゜ノ)ノ 正しくは『どうでしょうか』です❗ (2022年6月2日 19時) (レス) id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - 利吉✖️主人公か、土井先生✖️主人公が見てみたいです(*^3(*^o^*)(*^3(*^o^*) ネタは媚 薬なんてどうでしゅうか( *´艸｀)( *´艸｀) (2022年6月2日 19時) (レス) @page50 id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
鴫碧(プロフ) - 千雪(ーωー)さん» 未定なだけで何かしらの関係は作るつもりです！ リクエスト大丈夫です！ ネタが尽きてるので有り難いです…ww (2022年6月2日 9時) (レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴫碧 | 作成日時：2022年5月7日 0時
