背後の猛者 四段 ページ14
side 錫高野与四郎
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きり丸「あのー、事を遮る様で申し訳ないんですけど、月夜の姫って誰っスか？」
しんべヱ「何処かの城のお姫様？」
乱太郎「聞いたことないです…」
文次郎「この辺りに姫なんて居たか…？」
留三郎「知らないな…」
月夜の姫
知らなくて当然だ。
だって姫って言っても、
それは人じゃない。
A、お前が探しているモノを
俺は知っている。
勿論、それが何処にあるのかも。
でもそれはAも解っているはずだ。
与四郎「俺に良い考えがあるだよ。だから、ちょっと落ち着いて話をしてみねぇーだかぁ？」
お面『……………』
反応がイマイチだなぁ…
もっとガツンとくる言葉はないか？
此処で距離を縮めればきっと逃げる。
でもこのままだと埒が明かない。
くっそ、どうしたらいい…
？「お取り込み中、失礼しマす。」
文次郎「え」
留三郎「は…」
土井「なっ…！？」
伝蔵「……やれやれ」
俺は、いや……
俺たちは目を疑った。
と、いうより
目が点になっただろう。
この硬直した状況を
外から切り裂くその猛者に
全員が頭を抱えることになった。
.
.
小松田「やっと見つけましたよぉ！ はい、入門表にサインお願いしマす」
お面『…ぇ………』
小松田「えー、じゃないですよぉ！ いつも言ってるじゃないですかぁ！ 「任務から帰ったらちゃんと門から入って下さい」って！」
事務員の小松田さん。
それは突然とAの背後に現れた。
あの様子だと多分
Aも驚いてるんだろうな…
火薬庫の上で
小松田さんを見て固まるA。
その動きが新鮮で、
少し笑ってしまう。
でも、
それ以上に小松田さんには驚かされたよ。
与四郎「ふふ、どうやら小松田さんは侵入者がAだって解ってたみてぇだなぁ」
しんべヱ「いや、どうでしょう(((」
きり丸「意外とそんなことないっスよ(((」
乱太郎「たまたまですよ(((」
え、そこまで言う？
外の噂だと小松田さんは結構
やり手の忍者って評判なのに…
何処かで情報を間違ったか？(((
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鴫碧(プロフ) - 千雪(ーωー)さん» コメありがとうございます！ 近々続編出ますので、宜しくお願い致します！ (2022年12月3日 21時) (
レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - 鴫碧さんの小説の終わり方は凄く続きが気になる終わり方をしますね…更新が楽しみです！ (2022年12月3日 20時) (レス) id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
鴫碧(プロフ) - 雪の華さん» コメントありがとうございます！ 着地点は決めているんですが、そこまでたどり着けなくてグダグダです…ww。小間目に更新していこうと思うので、これからも宜しくお願いしますm(_ _)m (2022年11月12日 0時) (レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
雪の華 - どんな展開になっていくか凄く気になりますね。これからも頑張ってください (2022年11月11日 21時) (レス) id: 5834c2d9fa (このIDを非表示/違反報告)
鴫碧(プロフ) - 千雪(ーωー)さん» お久です！ コメありがとうございます！ ドラマCDの与四郎さんとアニメの与四郎さんって全然違くて迷います…ww (2022年10月9日 21時) (レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴫碧 | 作成日時：2022年10月8日 23時
