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和也side
ピピピピ…ピピピピ…
「んっ…」
朝。いつものようにアラームに起こされた。
今日は5人で収録がある。
2日前、映画で共演した俳優さんがバラエティーのゲストとして来ることを知らされてから
もう、不安でしょうがなくて。胸が苦しくて。
食事も喉を通らなくて。
こんな状態じゃ、またメンバーにも心配されて迷惑かけちゃうかも…
ため息をつきながら起き上がってベッドから出ると。
「…っ！？」
急に目の前が見えなくなっていって。
膝から力が抜けて、床に座り込んでしまった。
なに、これ…
貧血…？
心臓はバクバクと音をたてていて、頭はフラフラする。
ひとまず落ち着くまでギュッと目を瞑り、この不快感に耐える。
「っはぁ…」
しばらくすると、落ち着いてきて。
支度をして、マネージャーの待つ車へと向かう。
「ごめ、薬局寄ってもらっていい？」
「えっ大丈夫ですか？」
「ん、へーきへーき」
じゃあ着いたら起こして、と言って目を閉じた。
*
「二宮さん、着きました。」
しばらくするとマネージャーの声がして、目を開ける。
「ほんとに大丈夫ですか？顔色悪いですけど…」
「大丈夫だから。ちょっと待ってて。」
そう言って帽子を深くかぶり、
「貧血」「鉄分」と大きく書かれた箱を手に取り、気づかれないようにすばやく買って。
車に戻ってその錠剤を飲み込んだ。
薬も飲んだし、きっといける…
そんな考えは甘かった。
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reciieeg(プロフ) - 更新待ってます！頑張ってください！ (2020年3月10日 19時) (
レス) id: 392631f079 (このIDを非表示/違反報告)
える - 毎回楽しみに見させてもらってます！更新頑張ってください！！ (2020年1月29日 7時) (レス) id: 511acc1b86 (このIDを非表示/違反報告)
nisamira tooya - 更新楽しみにしてます！ 翔くんにたっぷり甘えさせてあげてください！ (2019年11月10日 23時) (レス) id: 392631f079 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年5月6日 14時
