story＊094 ページ45
＊中間side＊
7階に着いて大広間の扉を開けると、そこに広がってたんは異様な光景やった。
部屋の奥で王様に剣を向けてる菫と、その近くで震えながら泣く王女様。
先に着いてた4人が菫の前で腕を構えとって、必死に主人を取り戻そうとしてるんがわかった。
菫｢おぉ、集まったか。自ら私の手から離れた、愚かな能力者たちが。｣
重｢黙れっ！…ｯ…陽葵様を返せっ……｣(ﾊﾞﾝｯ!)
菫｢いきなり撃つとは危ないではないか。
…君は大人しくしていろ。｣(ﾊﾞｼｬｧｧｯ!)
重｢うわっ！？｣
皆｢しげっ！！｣
重｢……ｹﾞﾎｺﾞﾎｯ!………え、何…？｣
しげは思いっきり菫の水を浴びたけど案外平気そうで、普通に立ち上がろうとすると、膝から崩れ落ちた。
中｢しげっ！？｣
陽｢っ…だいきっ！！｣
重｢っ…ﾊｧｯ……ひまり…さ…ま…｣
��｢お前っ…しげに何したっ！！｣
菫｢水をかけたのと同時に体内の水分を引き抜いただけだ。…まぁ、重岡は極度の脱水症状で歩くこともままならないだろうがな。
陽葵を取り戻すなんて不可能だ。ﾌﾌｯ…｣
神｢ｯｯお前っ……許さへんっ！！｣(ｶﾞﾁｬｯ)
中｢っ…待って！｣
挑発に乗るように菫に向かって腕を構えた神ちゃんを慌てて止める。
神｢淳太っ！なんで止めるんよ！｣
中｢今の状態や互角にも戦えへんって事忘れたんか！……っ…今行けば…しげと同じようなことになるで。
陽葵様を助けたいんやろっ…？やったら今は我慢や！｣
神｢ｯｯ……我慢ったって……｣
中｢覚醒薬打って…新能力得るまではっ…我慢や…｣
神｢じゃ、じゃあっ…早よっ…早よやろうやっ…｣
…たしかに早いほうがええか。
…誰が覚醒するかわからんし…
中｢…おん。……でも、誰かに菫のこと引き付けてもらわんと……
能力覚醒中と拒絶反応中に狙われたら、一巻の終わりや。｣
桐｢俺と流星と望で引きつけるから、残りの皆は覚醒薬打ってきて。
…誰も覚醒せんかったら俺らも行くから。｣
中｢っ…でも照史っ……｣
桐｢大丈夫。右上半身と頭を狙えばええねんな？｣
中｢…おん……｣
藤｢任せて。絶対そっちには行かせへんから。｣
中｢……わかった。…頼んだで！｣
桐＋藤＋小｢おん！｣
菫のことは３人に任せて、俺らは部屋の端でしげの処置をしとる龍太の元へ走った。
lucky Gift
中間淳太×電気
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 183人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和音(プロフ) - しおんさん» そう言っていただけるととても嬉しいです(^^)これからもこの作品をお願い致します！ (2017年11月5日 7時) (
レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
しおん(プロフ) - 絆とか、戦闘シーンの描写とか細かくて読んでいてとても楽しいです！！更新頑張ってください！ (2017年11月5日 1時) (レス) id: 85116cac10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：和音
| 作成日時：2017年9月22日 13時
