doll＊134 ページ42
えー、片付けが終わりまして……
…リュウセイさん、ついに睡魔に負けました。
青｢ｽｰｯ…ｽｰｯ…｣
鞄に入ることもできず、私のベッドの上で爆睡。
眠かったのによく頑張ってくれたよ。リュウセイ。
でもまぁ…ずっとここに寝かしとくわけにもいかないし、お姫様抱っこして鞄の中へ。
『ほい、おやすみー。』
青｢んー…｣
『えっ、』
寝てるのに返事っぽいものが聞こえて一瞬ぎょっとしたけど、ただの寝言でした。
タイミングがバッチリだっただけみたい。
『ふぅ、』
鞄の上蓋を閉めて、リュウセイを寝かせ終わったから皆がいる後ろに向き直ると、だいちゃんとのんちゃんの２人も眠そうにこっちにやってきた。
赤｢俺も寝るー、｣
桃｢のんもーっ、｣
『あ、そう？』
2人も自分鞄を開けて、そそくさと中へ。
…んで、、取り残されたあっくん、困り顔。
…可哀想だよ！せっかく来てくれたのに！
橙｢あのー、アカリ、、俺…｣
『あ、ごめんねあっくん…皆寝ちゃって…』
橙｢んーん…リュウセイが眠りを大事にしてるんは昔から知ってるから……
…えっと……ほな俺…帰ろかな。｣
《まーくんもお家で待ってるし。》って付け足したあっくんは一瞬窓の外を見て苦い顔をしたけど、独り言で《多分大丈夫》って言うとすくっと立ち上がった。
『一人で帰れる？お外真っ暗だし…マスターさんのお家まで送っていこうか？』
橙｢大丈夫っ！鞄で空飛べばすぐやもん。｣
『…そう？』
ちょっと心配だけど…あっくん子供じゃないし人工精霊だっているからきっと大丈夫だよねって自己完結して、玄関に向かっていく背中を追いかけた。
『じゃあね、あっくん。真っ暗だから気をつけてね？』
橙｢ん！おおきに！…ほなねっ！｣
そう言うと、パカッと開いた鞄に飛び乗って、あっくんは暗闇の中に消えていった。
『…濃い一日だったなぁ、』
色々なことを噛み締めながら、私もそろそろお風呂入らなきゃだしお見送り(ほぼ見えない)もそこそこに部屋の中に戻った。
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和音(プロフ) - 369さん» コメントありがとうございます！お母様経由とは中々珍しい(^^)369さんもお母様もご愛読いただきまして、ありがとうございます！これからもこの作品をお願い致します(^^) (2018年3月25日 6時) (
レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
369 - 初めまして369です！母に教えてもらい薔薇男子を読みました！私もローゼンメーデンが大好なので楽しく読んでます♪特に私が好きなのはトモヒロくんとリュウセイくんです♪これからも頑張ってください♪ (2018年3月25日 5時) (レス) id: 3b484ec782 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - 祐莉さん» お久しぶりです(^^)度々コメントしていただき、ありがとうございます！これからもご愛読宜しくお願い致します！ (2018年3月17日 21時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ついにｱｷﾄ君も主人公達と対面かな？ それぞれのドールとマスターの絆も描かれているので、今後も楽しみです。 (2018年3月17日 21時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - りゅうちぇろさん» コメントありがとうございます！まだまだ物語は続きますので、更新頑張ります！これからもご愛読よろしくお願い致します(^^) (2018年2月12日 13時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2018年1月16日 19時
