doll＊103 ページ11
＊月本side＊
『…あれ……？』
…ここは……どこだろう…
…目が覚めたら…真っ白い世界にいた。
『……前が…見えないな…』
前…どころか、自分がどこにいるかも分からないくらいに、霧が濃い。
…でも、私は前にここに来たことがある……と思う。
…リュウセイと一緒に。
『……え、あれ………
…リュウセイって…誰だっけ……』
…記憶が…消えてる気がする…
大切だったはずの記憶が……
何も無い。
自分の事すら…
分からない。
？｢…あれ、こんな所にお客さんなんて珍しなぁ。
…貴女の名前は？｣
『私の……名前…』
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＊橙side＊
リュウセイのマスターの家から帰ってきて、誰もおらんお家で留守番しとったら、まーくんが帰ってきて……お話しターイムっ！！
相｢…アカリ？｣
橙｢せやねんっ！リュウセイとダイキのマスター、アカリっていうお姉さんやった！
名字はなぁ……あ…月本…やったかな？｣
相｢ふーん……
ていうか、アキト…これ、よく一人で調べたね？｣
橙｢んふーっ…すごいやろーっ！｣
まーくんに褒めてもらうんはな、めーっちゃ嬉しいねんっ！
頭なでなでされてな、ギューってしてもらってな…
相｢あ、そだっ、リュウセイくんとダイキくんってどんな子なの？
…今知ってるのって、ピンクの子と紫の子だけなんだけど…｣
橙｢え、あー……リュウセイはめちゃイケメンでな、ダイキはいたずらっ子で双子の弟がおんねん！
…二人とも、俺の弟！｣
相｢そっかぁ……二人ともカッコ可愛いんだろうなぁ…｣
橙｢むぅぅ…｣
…まーくんっ、
他のドールに目移りですかっ！
俺じゃ不満ですかっ！
…なーんてプンスカしとったら、まーくんに後ろから抱きしめられた。
相｢怒んないのー。
アキトが一番に決まってるでしょっ？｣(ｷﾞｭｰ)
橙｢っ！ほんまっ？｣
相｢ほんとほんと！…俺、アキトのこと大好きだもん！｣
橙｢俺もまーくん大好きーっ！！！｣
んもう、まーくんの事分かってるのに…
…俺のことちゃんと好きやって…
弟達に嫉妬してまうなんて…俺もまだまだやなぁ。
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和音(プロフ) - 369さん» コメントありがとうございます！お母様経由とは中々珍しい(^^)369さんもお母様もご愛読いただきまして、ありがとうございます！これからもこの作品をお願い致します(^^) (2018年3月25日 6時) (
レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
369 - 初めまして369です！母に教えてもらい薔薇男子を読みました！私もローゼンメーデンが大好なので楽しく読んでます♪特に私が好きなのはトモヒロくんとリュウセイくんです♪これからも頑張ってください♪ (2018年3月25日 5時) (レス) id: 3b484ec782 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - 祐莉さん» お久しぶりです(^^)度々コメントしていただき、ありがとうございます！これからもご愛読宜しくお願い致します！ (2018年3月17日 21時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ついにｱｷﾄ君も主人公達と対面かな？ それぞれのドールとマスターの絆も描かれているので、今後も楽しみです。 (2018年3月17日 21時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - りゅうちぇろさん» コメントありがとうございます！まだまだ物語は続きますので、更新頑張ります！これからもご愛読よろしくお願い致します(^^) (2018年2月12日 13時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2018年1月16日 19時
