story＊131 ページ36
重｢そうやったんや…淳太がなぁ…｣
宏｢はい。…でもあの時、中間さんは時間に追われていたようで、何もお礼が出来ないまま国に帰られてしまって…
次にお会いしたら渡そうと贈り物は買ってあるのですが、あれきりEAST帝国には来られていないようで、それも渡せずじまいで…｣
淳太が前回ここに来たのは王様の御命令で視察に来た時やろうし、時間が無かったのは仕方ないけど…お金に余裕がないにも関わらず、淳太にどうしてもお礼がしたくて2人が買った贈り物を無駄にする訳にいかんし…
だからと言って、今淳太をこの国に来させるなんて王様が許さんやろうし…�陲舛磴鵑笋辰董�秘書の松野さんやって忙しいやろな…
なんて、ｸﾞﾙｸﾞﾙ無限ループに巻き込まれてたら…突然、今まで黙ってた慧くんが "あっ" と声を漏らした。
慧｢あの…重岡さんが今から家に来て頂く事は出来ないでしょうか…？
…ｹﾞﾎｯ…ｺﾞﾎｯ…どうしても中間さんに贈り物を渡したいのですが、また会う事は中々難しい……ですから、重岡さんの方から中間さんへ渡して頂けませんかっ？
…ｯ…ｺﾞﾎｯｹﾎｯ…お願いしますっ…！｣
宏｢ちょっと慧ｯ！そんな事、重岡さんに頼んだらご迷惑だよ！ただ中間さんと知り合いってだけなのに…｣
重｢…え、別にええけど。｣
俺が真顔で超軽ーく承諾して首を縦に振ってみれば…目ぇまん丸にして、めちゃめちゃビックリしてる宏太くんと慧くん。
…せやから、何だか硬直してる2人に "中間淳太は知り合いってか友達やもん" ってさっきの言葉に付け足したら、2人の表情がﾊﾟｧｧｯと明るくなって…また勢いよく頭を下げた。
宏｢ありがとうございます！本当にありがとうございます！｣
慧｢重岡さんのお陰で、やっと中間さんにお礼ができます！｣
重｢全然ええから、顔上げてや！…これから2人の家まで道案内してもらうのに、ずっとお辞儀してるつもりなん？頭に血が上って苦しなるて。ほら。｣
宏+慧｢っ、はい！｣
重｢あーあー、んな急激に体起こさんでも…素直でええけど。｣
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和音(プロフ) - 祐莉さん» いつもコメントして頂き、ありがとうございます(^^)これから益々物語が展開していきますので、是非楽しみにして頂けたら嬉しいです！これからもこの作品を宜しくお願い致します(^^) (2020年2月14日 23時) (
レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます！イースト帝国の闇は深いですね！ ウエスト王国もイーストに侵略されれば同じような状況になるのは、明白だから今後ウエスト側がどう動くか気になります！ (2020年2月13日 15時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - そらさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると、とても励みになります！これからもこの作品をよろしくお願いします(^^) (2020年1月9日 18時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 更新を楽しみにしております。 (2020年1月9日 1時) (レス) id: c08660417e (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - すごく面白いです。 (2020年1月9日 1時) (レス) id: c08660417e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年12月28日 17時
