doll＊030 ページ33
赤「ニック。おいで。」
だいちゃんが人工精霊を呼ぶと、金色の如雨露が現れた。
赤「僕の如雨露を満たしておくれ。
甘ぁいお水で満たしておくれ。」
だいちゃんがそう言うと、如雨露が凄い光に包まれて、赤い色をした水が湧いた。
『ま、眩しっ………っ！？』
だいちゃんは湧いた水を、私の樹にかけ始めた。
赤「健やかにぃ〜…伸びやかにぃ〜…緑の葉っぱをキラキラ広げてっ！！」(ｼｬｰ)
『わっ……っ！……伸びてっ……』
私の背丈ほどだった樹が、少しずつ伸びていく。
が、すぐに止まってしまった。
赤｢あー。ダメやぁ…これ以上は太陽がないと伸びひんわぁ……｣
青｢まぁ、ちょっとは元気になったな。｣
赤｢俺は、【庭師の如雨露】しか持ってへんから……
トモヒロの【庭師の鋏】があれば、陰にしてもうてる樹を取り除けるのに…
……ごめんね…心の樹さん…｣(ｼｭﾝ)
なんか…明らかにシュンとしちゃったよ……
青｢まぁ、しゃーないよ。
それに、陰にしてもうてるって言っても、生きてる樹やから切ったら可哀想やろ？
今は、その樹の生きる力に期待しよや。｣
赤｢ぅん。……ん？あれ？…リュウセイ、ディーがなんか言っとるで？｣
青｢ん？…あ、そろそろ時間切れみたいや。｣
ていうか、人工精霊と話せるのね？
私には全然聞こえないけど……
赤｢ぅあ…確かに力使ったからネジが…｣
だいちゃんはそう言いながら、近くの樹に凭れた。
青｢ここでネジが切れたら、永遠に夢の中に閉じ込められてまう。
早よここから出るで。｣
赤｢うーい。｣
『出るって…どうやって…？』
私がそう聞くと、リュウセイはどこからか私の体より大きな葉っぱを持ってきて、それを宙に浮かせた。
青｢ん。｣
『…え？』
……全然わかんないんですけど…
どういうことかわからずその場で硬直していると、だいちゃんがおおはしゃぎで葉っぱに飛び乗った。
赤｢ふぉーっ！！！こんな大きいの初めてやぁー！！！｣
青｢そりゃそうやろ。
やって、ﾞアカリも乗るﾞんやから。｣
『え？』
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ななみ(プロフ) - あんまりwestの知識のなかったでしたがわかりやすく書かれているので助かります！ (2022年8月4日 20時) (
レス) id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - まさかwestとローゼンメイデンがコラボ作品があったなんて知らなかった！つい最近westにハマりだしたから嬉しいです(*ﾉωﾉ)ノゾダイキリが好きです(*^-^*)原作も絵柄も好きでコミック全巻持ってます!原作知っているのでのんちゃんの早めの離脱は悲しいです(;_;) (2022年8月4日 20時) (レス) @page21 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - やまださん» ありがとうございます！頑張ります！(笑) (2018年1月29日 22時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
やまだ(プロフ) - 和音さん» お返事ありがとうございます！^^そうですね笑2つとも好きっていうのは珍しいかもしれませんね笑 あと、再現度がすごいなと感動しました！読みながら、こんなシーンあったな〜と思い出してました笑 これからも頑張って下さい！ (2018年1月29日 22時) (レス) id: ef02293baf (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - やまださん» 書き始めてすぐはローゼンメイデンのキャラもジャニーズWESTのキャラも潰さないようにうまく当てはめようと必死でした(笑)これからもこの作品をよろしくお願いします！ 因みにですが、私は翠星石が大好きです！ (2018年1月29日 14時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2016年5月26日 8時
