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-末澤side-
インフルなって、仕事を休み始めて早2日。
看病してくれてた正門に
絶賛、2人並んでグッタリ中。
とりあえずゼリー食って薬は飲んだけど、ベッドまで戻る気力も無いし、もうここでええわ。
正｢せーやくん…ねつ、なんどでしたぁ…？｣
末｢んー…はちどろくぶ……まさかども、はかって…｣
正｢えぇ…？…ぼく、ねつないですって…｣
末｢…いーから、はよ…｣
いつも以上にぽやぽやしてる隣の奴。
これで熱ないとかアホな事あるかいって無理矢理測らしたら、37.8℃って微妙な数字。
俺はもうちょいでピークやろうけど、正門はこれからぐんぐん上がるヤツや。
無理矢理でも休まさな。
末｢っ…ｺﾞﾎｯ……まさかど、はんぶんあげる…｣
正｢…え、でも…これ、せーやくんの毛布…｣
末｢さむいんやろ…？…ふるえてんもん……おれ、もうあついから。｣
嘘。
ホンマはまだちょっと寒い。
でも、目の前でガタガタ震えてる奴見たら、独り占めしてる場合ちゃうなって。
とは言え、成人男性が2人で1つの毛布に包まるって、絵面的にかなりあかん感じ？
ま、俺らアイドルやからさ、きっと許されるやんな。
なんて、考えてたら頭痛なってきたからちょっと目ぇ瞑ると、横から伸びてきた手がゆっくり背中に回されて、落ち着くリズムでトントンしてくれる。
せやから、そのまま隣の撫で肩に頭預けたら、その上からこつんっと正門の頭が寄り添って、お互いがお互いを支えるみたいな体勢。
言うて横になってへんと座ってるからしんどい筈やのに妙に安心して、何だか頭痛も関節痛も咳も熱もちょっとだけ楽んなった気がした。
このまま、俺も正門も治ったりして。
…でも、そんなお気楽な考えは、数時間とせぇへんうちに呆気なく打ち砕かれる事になる。
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和音(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて、とても光栄です。稚拙な文章ではございますが、引き続き宜しくお願い致します。 (1月25日 12時) (
レス) id: 340ba87f5d (このIDを非表示/違反報告)
あ - 大好きです！毎日更新されていないか確認しに来てしまいます笑 これからも楽しみにしています。 (1月24日 19時) (レス) id: 13ab776e80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2024年1月20日 17時
