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-正門side-
あれから意識が戻った後。
気が狂いそうな程に熱い体に自由を奪われて、ベッドの上で荒い息を吐き出し続けるだけで何をする気力も湧かへん。
また何度か戻して、病み上がりの誠也くんに迷惑掛けてしまった。
それから2日くらいかな、8度台後半の高熱が続いて…
もうええわ。
もうええ。
そんな風にうんざりして、情けなくも涙を見せたりした。
でも、誠也くんはその度に"俺のせいやなぁ…ごめんなぁ…"って慰めてくれて、ウイルスが完全に体内からおらんくなるまでの約1週間、献身的に看病してくれたんよ。
正｢誠也くん、あの時はお世話になりました。正門、復活しました。｣
末｢いや、こっちこそ。先に世話になったのは俺の方やし…
小｢ちょっ、待って待って！知らん知らん！何の話っ？｣
事務所から下された外出禁止令が解けて、数日後のラジオでその話をしたら、こじけんビックリ。
なんでも、マネージャーさんがメンバーに報告するの忘れてたみたいでな。
2人して1週間寝込んだわ〜なんて言うたら、"いやいや、助け求めろや…"って年下に呆れられてもうた。
いや、まぁ…そのリアクションが正解よね。
俺らも言わんかった訳やし。
正｢でも、僕…誠也くん居ったら大丈夫やと思ってたんですよね。｣
末｢わかるわかる、俺もやもん。正門居るし、平気かなって。｣
小｢何やそれ！ええ加減にせぇやお前ら！｣
こじけん放置して2人でﾆｺﾆｺし合って、お互いに今度奢るとかお詫びに買いもん行きましょとか約束して。
でもな、そのラジオを聞いた他のメンバー(主にリチャくん)からは、こっぴどく叱られました。
楽屋で正座させられて、傍で見てたこじけんは爆笑やったから、誠也くんと2人でシバいたったわ。
まぁ、小島を咎める権利ないぞって怒られたので、反省します。はぁい。
…それから、ファンの子達によってSNSで特大すえのり案件として後世に語り継がれる事になるのは、まだ誰も知らない未来やね。
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和音(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて、とても光栄です。稚拙な文章ではございますが、引き続き宜しくお願い致します。 (1月25日 12時) (
レス) id: 340ba87f5d (このIDを非表示/違反報告)
あ - 大好きです！毎日更新されていないか確認しに来てしまいます笑 これからも楽しみにしています。 (1月24日 19時) (レス) id: 13ab776e80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2024年1月20日 17時
