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-小島side-
あれから、まっさんは少し寝るわってまた横になって、それにつられるようにしてベッドに突っ伏して目を閉じた末っ子2人。
でも、痛み止めの効果が切れてんのに痩せ我慢してたんやろな。
まっさんが中々寝付けへん事に気ぃ付いて先生呼んだら、何でバレるん？とかぽやるもんやから、またシバいたろうかと思ったわ。
どんだけ長い付き合いやと思ってんねん。
舐めんなって。
小｢…ほんま、俺やって心配してんからな。アホ。｣
そんな悪態を吐きつつ、3人の寝顔をバッチリ写真に収めてから病室を出る。
誠也くんとリチャくんに電話せなあかんし？
リーダーの務めってやつやな。
まぁ、勿論2人はビックリしとって、こっちに少なくとも1ヶ月は入院やって言うたら、鼓膜破れんちゃうかってくらいの声で思っきし叫んでた。
あ、主に誠也くんが。
ドラマやら島やらで相当忙しい筈やけど、その分東京におる率も高いからって、俺らの分もお見舞い来てくれるらしいわ。
誠也くんとリチャくんなら安心やな。
まっさんがちょっとでも無理したら怒ってくれそうやん。
あ、主に誠也くんが。
それに、年上2人の方が頼ったり甘えたり出来そうやし、心置きなく休めるんとちゃうかな。
まぁ、まっさんのことやから、かえって気ぃ使いそうやけど。
んで、その後の後日談ってヤツで言うと…
まっさんが怪我した事で機材スタッフの管理責任を問われてドラマ撮影が出来ひんくなったらしくて。
延期に延期を繰り返して、いざ撮影再開が決まったんは2ヶ月半も後やった。
その頃には頭の抜糸も終わってギプスも外れてたし、まっさんも降板にならんと参加出来たから、ほんっまにメンバー全員で大喜びした。
マネ｢正門さん、新幹線の時間あるので行きますよ！｣
正｢あ、はい！｣
草｢まぁた忙しそうやなぁ…｣
末｢怪我治ったばっかやのによう働くわ。｣
福｢でも嬉しそやったね。｣
佐｢入院中ずっとソワソワしてましたもんね？休まなあかんって言うてるのに…｣
小｢まっさんって真面目っていう病気なんちゃうん？それか止まられへんマグロ。｣
｢｢｢｢間違いないわ。｣｣｣｣
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作者名：和音
| 作成日時：2023年11月18日 2時
