Aぇ明日が来ますように。 (ページ4)

今日:125 hit、昨日:102 hit、合計:95,224 hit

橙×咳ページ4

-小島side-

メンバー全員での泊まりロケ。

ホテルの部屋割りは2人ずつで、ビバちぇで同室やってはしゃぎながらも明日も収録やからって早めに寝たのが数時間前。

｢ｹﾎｯ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎ…っ…ｺﾞﾎｯ…｣

小｢っ…ん…？…何の音や…｣

深夜3時。

変な物音が聞こえて目を覚ますと、こんもり盛り上がった隣の布団が小刻みに揺れてる。

これ、もしかして咳込んでる？

小｢大晴ー？大丈夫かぁ？｣

福｢はぁｯ…ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ…っ……こじけ…ｯ…ｹﾞﾎｯ…｣

小｢うぉお、顔真っ赤やん。どしたんどしたん。｣

布団を捲ったら、枕に顔を押し付けてたのか半分窒息しかけながら咳込んでる大晴。

もう…苦しいんなら俺んこと起こしたらあかんとか考えんでええのに。

俺がこうして起きてもうたからか、大晴の顔に思っきし"ごめん"って書いてんねんけど…

今はそんな事よりこの咳どうにかせな。

福｢っ…ｹﾞﾎｯ…ｺﾞﾎｯｺﾞﾎ…っ…ひ…｣

小｢ほれ、1回体起こすで。こっち凭れててええから。｣

咳込みすぎて呼吸まで怪しくなり始めて、ベッドに座った俺の方に引き寄せたら振動がもろに伝わってくる。

…何か、あかん感じの咳やねんなぁ。

熱出る前兆っていうか、そんな感じする。

大人しく俺に寄っかかってゲホゲホ言うてる大晴の目はうるうるしとって、不覚にも可愛ええなって。

不謹慎やし、言わへんけどな。