Aぇ明日が来ますように。 (ページ27)

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-小島side-

よし、いけるいける。

今んとこかなり順調や。

マネージャーに心配されながら送迎車ん中で寝て、ちょっとだけ復活した気ぃする。

起きたら隣に晶哉と前の席にまっさんが居って、熱あるやろ〜？ってこれまた即バレしたけど、別に隠す気も無かったし。

小｢微熱やし余裕よ。薬飲んだし大丈夫。｣

正｢うーん…大人やと微熱でもしんどいもんやで？｣

佐｢ホンマにいけますっ？何か首めっちゃ温かいですよ？｣

小｢だから平気やってー。｣

心配してくれる2人をよそに、何や意外とへっちゃらやんって真っ先に車降りてスタジオに入った俺。

鍵盤が若干歪んで見えなくもないけど…

ま、家用のメガネで来てもうたせいやって事にしとこう。

正｢なぁ、こじけん？ホンマに大丈夫？｣

小｢何、大丈夫よ。あ、まっさん、ちょっとセッションせぇへん？晶哉も。｣

正｢それはええけど…無理しなや？｣

小｢はいはーい。｣

佐｢絶対わかってへんやん！｣

…でも、こんな余裕ぶっこいてられんのも、少しの時間だけやった。

最初こそ、Break Throughを合わせてみたり、Firebirdのバンドバージョンとかやっててんけど…

段々俺のミスが目立ってきて、チラチラ感じる2人からの視線。

そんなこんなで、リチャくんと大晴が来る頃には、演奏もせんとキーボードの下に座り込んでた。

あかん、しくった。

リハ始まる前に電池切れた。