doll＊413 ページ23
＊青side＊
あれから大分時間が経って､今13時ちょっと前。
アカリと遅めの昼ご飯を食べてたら､ｺﾝｯて近くの窓に何かが当たる音がして､パッと顔を上げた。
『…ん？何の音っ？』
青｢あ､大丈夫やで。俺見てくる。｣
多分､外に様子見に行かせてた人工精霊のどっちかが帰ってきたんやろ…とか思って､､
食事中に行儀が良いとはいえへんけど､人工精霊をずっと外に放置する訳にもいかんし…
渋々座ってたとこから立ち上がって窓の方に行くと､そこには…アンネとニック両方の姿があった。
青｢えっ…？お前ら…何で一緒におんねん。｣
ｱﾝﾈ【ﾁｶﾁｶｯ!】
ﾆｯｸ【ﾁｶｯﾁｶｯ!】
青｢…ｯはぁっ！？｣
アンネもニックも､何故かめちゃくちゃ焦った様子で…超早口で何事かと思ったら､､､
【ジュンタとアキトが戦うって言って､ｎのフィールドに入っていった】
…って､とんでもないことを言うて､､
ビックリしすぎて…まだちょっとモグモグしてた口の中の蕎麦を､思いっきり外に発射するとこやった。
堪えて良かった。
よくやった自分。
…って､今はそんなこと言うてる場合とちゃうわ､アホ。
青｢えっと…今2人は？
ｎのフィールドなんて戦うには不向きやろうし､どっか違う所行ったやろ｡
…お前ら､どこ行ったんか分からんのか？｣
ｱﾝﾈ【ﾁｶﾁｶ】
青｢…そう､､､分かった。｣
ｎのフィールドの中で見失ったなら､捜すのは困難やろう。
…フィールドを自由に行き来できる人工精霊と言えど､その存在はあくまでドールのお付きに過ぎひん。
自分らが持ってるそれぞれのフィールドを探す事…
それに…もしそこへ繋がる扉を隠し､戦いを邪魔されたくないと思ったなら…
…きっと､不可能と言える程難しいやろな。
青｢…はぁ……よし､｣
…”あの二人”が戦うことに決めたなら､俺には止められへん。
ジュンタとアキトには…俺なんかには踏み込まれへん何かがある。
…せやから､､､今は何もせず待機する事にして…人工精霊達にも､そう指示を出した。
『リュウセイー？何してるのー？お蕎麦伸びちゃうけどーっ？』
青｢あー…おん。今行く。｣
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ななみ(プロフ) - アキトおおおおおおお泣うわああああああああ(´Д⊂ヽ朝から全部読んで感動しました泣決着の予想は付いていたが読み進めると悲しい気持ちになりました泣ジュンタくん！！アキトくん大好きだよ！！ (2022年11月22日 6時) (
レス) @page29 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - ８７８さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しく、とても励みになります(^^)これからもこの作品をよろしくお願い致します(^^) (2019年4月20日 19時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
８７８ - いつも更新を楽しみにしてます！vol.9の更新がんばってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e0fce50eaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年4月20日 14時
