doll＊400 ページ10
＊橙side＊
あの日から5日が経ったし、ノームのお陰で肩の傷も全快した。
俺が元気になったって事は、ジュンタくんもきっともう良くなった頃やろう。
…せやから、そろそろかなって考えて……折角まーくんと二人きりやのに、ボーッとしてまう。
橙｢…最後の勝負をせな、、｣
…本音を言えば、もっとまーくんと一緒に居たい。
大好きなジュンタくんと戦うなんて、したくない。
……ずっとずっと…生きていたい。
でも…それは許されへんってわかってるから。
俺がロイスの器とちゃう事は…自分が一番理解してるから。
橙｢…ｯ、｣
ぎゅって口を結んで…大好きで大切な人の前では絶対に泣かへんように、歯を食いしばってたら…
お出かけの準備を終えたまーくんが玄関に向かって行って、買ったばっかりのスニーカーを履きながらこっちに振り返って目が合った。
相｢それじゃあアキト、今日は早く終わるから晩ご飯は焼肉パーティーね？
…うーんと、、16時過ぎには上がれると思うから！｣
橙｢……ぉん…｣
相｢…あれっ、どうしたのっ？お腹でも痛いっ？まーくんのご飯のせいっ？｣
俺の少しの様子の変化に気がついて、まーくんは大袈裟に俺を心配する。
それが、嬉しいような…申し訳ないような…愛しいような…
でも、まだ…まーくんに悟られる訳には行かへんから……あくまでも気丈に振舞って、無理やり口角を上げた。
橙｢大丈夫っ、何でもないで！
…ほら、お仕事遅れてまうよっ？急がなっ！｣
相｢あっ、うん！…行ってきまーす！｣
(ｶﾞﾁｬﾝｯ!)
橙｢……行ってらっしゃい、まーくん。｣
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ななみ(プロフ) - アキトおおおおおおお泣うわああああああああ(´Д⊂ヽ朝から全部読んで感動しました泣決着の予想は付いていたが読み進めると悲しい気持ちになりました泣ジュンタくん！！アキトくん大好きだよ！！ (2022年11月22日 6時) (
レス) @page29 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - ８７８さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると嬉しく、とても励みになります(^^)これからもこの作品をよろしくお願い致します(^^) (2019年4月20日 19時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
８７８ - いつも更新を楽しみにしてます！vol.9の更新がんばってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e0fce50eaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年4月20日 14時
