doll＊147 ページ6
＊翌日＊
朝起きて、昨日の話の続きを聞き出そうと隣の鞄を見ると、蓋が開いとってもう既に起きてるようやった。
青｢…早っ……まだ7時やで…？｣
ノゾムのいつもの起床時間よりも1時間以上も早くて、俺を避けてるんかな…って一瞬考えてもうたけど……まぁ、こんな日もあるやんな。
青｢…リビングにおるやろ。｣
そう軽く考えて、自分の鞄を閉めて部屋を出た。
･
『あ、リュウセイおはよー！』
青｢おはよ。｣
……あれ、？
リビングに入ったけど、そこには朝ご飯をテーブルに並べてるアカリとそれを手伝ってるダイキしかおらんかった。
赤｢あっ、リュウセイおはよぉっ！！｣
青｢おはよ、、なぁ、ノゾムは…？｣
…やっぱ逃げられたんかなー、なんて思いながらダイキに聞いてみると、帰ってきた答えは予想外なものやった。
赤｢元マスターのお家行ったで？…んー、何か焦ってた感じやった気ぃする。｣
青｢二宮さん家…？……焦ってた…？｣
赤｢おん、｣
…こんな朝早くに焦って二宮さん家行くなんておかしな話や。
まだまだ子供やけど、ノゾムは気遣いのできる優しい奴……仕事前のこの時間に行くなんて迷惑やって事、分かってるはずや。
青｢…｣
『リュウセイ？…おーい、朝ご飯食べないの？』
青｢…あ、食べる食べる。いただきます。｣
アカリに感づかれへんように慌てて座って手を合わせると、フォークにプチトマトを刺したままこっちをジーッと見つめてくるダイキと目が合った。
青｢…何、｣
赤｢…べっつにー、、｣
何か勘ぐったんかと思ったけど、そのままヒョイっとトマトを口に放り込んだからまぁ…【様子変やで】って俺のこと気にしてるってとこかな。
『リュウセイこれも食べて、鶏ハム。』
青｢…あぁ、おん。ありがと。｣
赤｢アカリちゃん俺もっ！｣
『はいはい、ちょっと待ってー、』
いつもは4人の食卓が3人。
アカリは多分ただ出かけただけって思ってるやろうけど…
…俺は、色々なところで感じる違和感が気になって、美味しいご飯のはずやのに味がよくわからへんかった。
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祐莉 - 小瀧君がピンチな中異変に気付いた藤井君達がどうするのか気になります。相葉ちゃんの設定ありがとうございます。本業は、モデルさんなんですね。それに、相葉ちゃんの以前の反応的に、あかりちゃんと相葉ちゃん面識がありそうで、今後の展開にわくわくです♪ (2018年9月21日 2時) (
レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - 祐莉さん» いつもご愛読ありがとうございます！2人の設定の事ですが、この後の『悲劇』からどんどん絡んでいきますので、それからになりますね。もう少しだけお待ちいただけると嬉しいです(^^) (2018年7月25日 7時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - お久しぶりです。悲劇が何なのか凄く気になります。それに、のんちゃんの秘密も気になりますね。そういえば、大野君と相葉ちゃんの設定を載せるのは、あかりちゃんたちと絡んでからですか？ (2018年7月25日 3時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2018年6月29日 14時
