doll＊184 ページ43
青｢よっ…と…｣
物凄いスピードで落ちてきた割には両足でしっかり着地を決めて、若干ふらつきながら目の前の背中を呼び止めた。
青｢タカヒロ、後ろ。｣
紫｢…ん？…あ、リュウセイ。もう交代なん？｣
青｢おん。…疲れたやろ、帰って鞄で寝や。｣
紫｢ん、あとよろしくな。…シェイ、行こ。｣
帰ってくタカヒロの背中を見届けて、俺はｎのフィールドの奥へと向かった。
･･･
青｢んー……今日も何もなしか…｣
ｎのフィールドの奥深く。
見回りもだいぶ済んで、そろそろアキトにバトンタッチしよかなーって帰り道を探してると、前方に謎の物体が見えて立ち止まった。
青｢…何やアレ、｣
…なんとなくやけど光を反射してるような…シルバーの物体。
何やろー…なんて軽い気持ちで近づくと、それは突然俺に襲いかかってきた。
青｢ぅおっ！！｣
？｢ふふ…お待ちしていました。｣
青｢…えっ、、？｣
声が聞こえて顔を上げると、あのシルバーの物体…もとい、とんでもない大きさの鎌の陰から、ドールがひょっこりと顔を出した。
青｢女…？…お前、、誰やねん、｣
？｢…リュウタから、、弟から何も聞いていないの？…私はあなたのことを知っているわ。
ローゼンボーイズの第6ドール、リュウセイ。｣
青｢っ…｣
…コイツは…まさか、リュウタが言うてた【お姉様】か…？
確かに…リュウタ同様、どこか異質な気配をまとってて【同種】と言われれば納得出来る。
…けど、明らかにコイツは、俺達やリュウタより一回り以上小さな体をしとって…ホンマに普通の人形のようや。
？｢私は、ジュエリードールズのオニキス。…7人姉妹の1番上よ。｣
青｢…どうして、ローザミスティカを持ってへんはずのお前らが動いてるんや……動力源は…生命はどうやって…｣
ｵﾆｷｽ｢…私達姉妹とリュウタは……貴方達を壊したいと、ただそれだけを願っていたの。
…ずっと…長い年月。
そうしたら、天が味方をしてくれた。
…Mr.ノア、、今のご主人様が現れて、私達に生命を宿してくださったの。
とても頑丈な、操り糸をつけてね。｣
青｢なら、お前が今ここにおるんは…｣
俺を…破壊するため…
…そう気付いたら、ノゾム失わされた憎しみを思い出して、オニキスを思い切り睨みつけながら青薔薇を放出した。
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祐莉 - 小瀧君がピンチな中異変に気付いた藤井君達がどうするのか気になります。相葉ちゃんの設定ありがとうございます。本業は、モデルさんなんですね。それに、相葉ちゃんの以前の反応的に、あかりちゃんと相葉ちゃん面識がありそうで、今後の展開にわくわくです♪ (2018年9月21日 2時) (
レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - 祐莉さん» いつもご愛読ありがとうございます！2人の設定の事ですが、この後の『悲劇』からどんどん絡んでいきますので、それからになりますね。もう少しだけお待ちいただけると嬉しいです(^^) (2018年7月25日 7時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - お久しぶりです。悲劇が何なのか凄く気になります。それに、のんちゃんの秘密も気になりますね。そういえば、大野君と相葉ちゃんの設定を載せるのは、あかりちゃんたちと絡んでからですか？ (2018年7月25日 3時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2018年6月29日 14時
