doll＊171 ページ30
＊月本side＊
『…それじゃあね？』
橙｢ん、、｣
紫｢…お邪魔しました。｣
昨日色々あったから一応泊まっていったあっくんとたかくんを玄関でお見送り。
また来るらしいけど、マスターに心配かけちゃうから一旦帰るんだって。
『気をつけて帰るんだよー？』
橙｢…だいじょーぶ、｣
紫｢…ほな、｣
自分の鞄を引きずって外に出ていく2人はやっぱり少し元気がない。
…足取りもどこか覚束なくて心配だけど、、2人はこっちに振り向かず帰って行って、引き止めることも出来なかった。
…まぁ、引き止めても2人は【帰る】って言うだろうけどね。
『2人とも大丈夫かな…』
青｢大丈夫や。2人にも信頼出来るマスターがおる。｣
『…そう…だよね。』
青｢…それより、、アカリの方が大丈夫なん…？
…顔、朝からずーっと真っ青やで。｣
『…っ、』
…リュウセイに痛い所を突かれて黙ると、だいちゃんも【寝てないん？】なんて聞いてきて、やっぱりこの2人に隠し事は無理らしい。
…でも、一睡もできなかったなんて言って心配かけたくないから…
のんちゃんの事で傷ついてるのは、私より2人のはずだから…
『私は平気だよ。大丈夫。』
…そう言って笑ってみせて、2人の小さな頭を撫でると……リュウセイは困ったように眉を下げて、だいちゃんはギューッと抱きついてきた。
…きっと、今の私は笑えていないんだと思う。
でも…無理してでも笑ってないと、涙が溢れてしまうから。
もう会える事の無いあの子に…、、のんちゃんに会いたくなってしまうから。
…そう思って、しがみついてくるだいちゃんを抱き上げて、リュウセイの背中を押しながらリビングへ戻った。
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祐莉 - 小瀧君がピンチな中異変に気付いた藤井君達がどうするのか気になります。相葉ちゃんの設定ありがとうございます。本業は、モデルさんなんですね。それに、相葉ちゃんの以前の反応的に、あかりちゃんと相葉ちゃん面識がありそうで、今後の展開にわくわくです♪ (2018年9月21日 2時) (
レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - 祐莉さん» いつもご愛読ありがとうございます！2人の設定の事ですが、この後の『悲劇』からどんどん絡んでいきますので、それからになりますね。もう少しだけお待ちいただけると嬉しいです(^^) (2018年7月25日 7時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - お久しぶりです。悲劇が何なのか凄く気になります。それに、のんちゃんの秘密も気になりますね。そういえば、大野君と相葉ちゃんの設定を載せるのは、あかりちゃんたちと絡んでからですか？ (2018年7月25日 3時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2018年6月29日 14時
