6-1＊視線 ページ19
数十年の月日が流れた。
今では土籠先生とはすっかり仲良くなっている。
あんなに怪しんでいたのが嘘みたいで、今では書庫に住み着いている程。
先生曰く昔の私に少し似てきたらしい。
「琴音ちゃーん！」
「あ、＿＿＿＿寧々ちゃん。」
元気に駆け寄ってきたのは中等部の時に仲良くなった八尋寧々ちゃんと赤根葵ちゃん。
「また同じクラスだね、琴音ちゃん。」
「うん。新しいクラスでもよろしくね。」
私は2人と同じ1年A組。
3人でそうハイタッチをしたのが数週間前だ。
メモに書いてあったことを守り、
私は"
名前は入学の度に変えていて、本の著者を適当に組み合わせている。
上手く全員の記憶を消したり誤魔化したりして、中等部から卒業までを何度も繰り返している私。
すごく疲れるけどこうしてみんなの近くにいた方が怪異としての活動はやりやすい。
それに噂を確認したり流せたりするからね。
泡沫少女の噂は今でも健在だった。
私は呼び出されたり領域がある怪異ではないので生徒として紛れ込んでいても支障はない。
寧ろやりやすいくらいだ。
…でも、祓い屋が怖い。
後輩の方は先生の話を聞く限りいいとして、先輩の方は本当に怖い。
しかも寧々ちゃんはその人のことを好きになったんだとか。
それで先輩を一緒(強制)に見に行ったら、物凄く睨まれた。
あの顔…思い出したくもない。
そんな感じで楽しかったり源先輩に違う意味でドキドキしている毎日を送っている私。
でも、最近少し気になることがある。
誰かの視線を感じるのだ。
怪異の気配も。
…目をつけられてるんだろうか。
今まで気にしてこなかったけど、最近は授業中ですらずっと視線を感じる。
流石に今日こそは先生に相談しようと放課後を待った。
✂-------------㋖㋷㋣㋷線-------------✂
久し振りに字数に余裕があったので…
内容ぐちゃぐちゃですみません！
しかも時間経過遅いという…
思ったより字数制限がきついですゴメンナサイ。
過去編はあんまり納得いってないので、微修正たくさんするかと。
漸く過去編もあと3話で一応終了。
そしてもうすぐ私の推し登場ですきゃっきゃっ
(柚木兄弟がほぼ同率1位ですが、ギリギリつかさくん推しです)
続く (更新停止中)
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ハヒフ - そこでやめないでくれぇﾋﾟｴﾝ (2022年2月21日 21時) (
レス) @page19 id: ee79ae4f81 (このIDを非表示/違反報告)
刃華禰 - 更新待ってます！！ (2020年3月25日 14時) (レス) id: 022f9f82f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきもち。(プロフ) - そうなんですね！ありがとうございました！ (2020年3月16日 10時) (レス) id: 9402601da5 (このIDを非表示/違反報告)
ニノミ(プロフ) - ゆきもち。さん» すみません…わからないです…。本作品のcssは他の作者さんが配布していたものを使用しているのですが、その作者さんがいつの間に占ツクを退会されたのかアカウントが消されていて配布も行っていないようです。お役に立たずごめんなさい…。 (2020年3月16日 10時) (レス) id: 913fcb9d41 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきもち。(プロフ) - cssのパスってなんですか？？ (2020年3月16日 0時) (レス) id: 9402601da5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニノミ | 作成日時：2020年2月18日 20時
