＊3＊ ページ7
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後ろから、和くんの腕が回ってきて
和くんの体温を背中で感じる。ドキドキとうるさい心臓。
チェーンの下になっていた髪の毛を出してくれて、首には金属の冷たい感触。
胸元で揺れる、ハート。
和也「ん、できた。」
身体を和くんの方へ向けると
髪の毛をスル、と撫でて和くんが満足そうに笑う。
和也「やっぱり、すげぇ似合ってる」
そして
さて、帰りますかと車をだす和くん。
サラッと言われたその言葉が嬉しくて、だけどちょっと恥ずかしくて
誤魔化すように、胸元にあるハートをためつすがめつ眺める。
すると
「あれ…？」
ハートの裏面に、何か文字が彫ってあるのに気がつく。
お店で選んでいた時は気づかなかったのだろうか？いや、裏面もよく見たはず。
あの時はまだ文字なんて彫られてなかった。
どういうことだろう…と戸惑いながら、その文字を読むと
「Every moment with you…？」
小さい声で呟くと、もう気づいちゃった？と和くんが笑って
和也「どんな時もあなたとともに。」
急に真剣な、だけどどこか優しい表情で
和也「毎日身につけてほしいって言ったでしょ？
それね、俺の分身。だからちゃーんと毎日つけるんだよ？」
2つ目の思わぬサプライズ。
和くんがこれを…、本当に？と信じられない気持ちになりながらも
当然嬉しい気持ちがどんどん溢れてきて
「つける…、毎日つける。すっごい大切にする…。」
胸元で揺れているソレを、そっと手で包みこむ。
和くんも少し照れている様子で、ほんとりと耳を赤く染めている。
「和くんありがとう。だいすき…」
ん、と短い返事。
・
車の中に漂う、照れくさくなるような甘い雰囲気。
時々訪れる沈黙にすら、なんだか甘いものがあって
信号で止まるたびに、一瞬だけ重なってすぐにそらされる熱い視線に
心臓がうるさいほどドキドキと音をたてている。
多分、和くんも私も同じこと考えてる。
きっと和くんもそれに気づいてる。
私、今すっごく
和くんに触れたい……。
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双葉(プロフ) - 光華さん» お待たせいたしましたー！やっと更新できました！毎回毎回、スッと現れますよね本当に(笑)移行先に、新しいお話もできましたので読んでもらえると嬉しいです。(笑) (2015年10月5日 2時) (
レス) id: 2ce1b01794 (このIDを非表示/違反報告)
光華 - 待ってましたー！更新、ありがとうございます。必ず助けに来てくれる和くん。ドキッとします！また更新、楽しみに待っていますね。 (2015年10月1日 18時) (レス) id: b921345440 (このIDを非表示/違反報告)
双葉(プロフ) - 光華さん» これからも、なんだかんだラブラブな彼らを見守ってあげてくださいm(__)m (2015年9月23日 23時) (レス) id: 774e1c5de5 (このIDを非表示/違反報告)
双葉(プロフ) - 光華さん» いつもいつも、ありがとうございます！本当に！元気づけられてます(；_；)和くんside好きですか、そうですか、光栄です(；_；)和くんsideは「えええ、和くん心の中でこんなこと思ってるの！それなら普段の塩対応も耐えられる、バッチコーイ！」的なノリで書いてます(笑) (2015年9月23日 23時) (レス) id: 774e1c5de5 (このIDを非表示/違反報告)
光華 - 新しいお話、とても面白かったです！珍しく和くんが素直でキュンとしました！個人的に和くんsideで話が進むのが好きです。笑 他のメンバーも見てみたいです。 応援しています！！ (2015年9月23日 20時) (レス) id: b921345440 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：双葉 | 作成日時：2015年9月4日 22時
