マネージャーから始まる恋。【ARS】Part2 (ページ10)

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35.二人きりのデートページ10

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そんなこんなであっという間に2日間が過ぎた。

松本さん以外のメンバーをスタジオまで送り届けて

飛行機で北海道まで向かい、今は既に松本さんが撮影しているスタジオに途中合流するため車中にいる。

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この短時間で移動しないといけないという

なかなかのカリキュラム。…体力も頭も追いつかない。

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あ「…っ」

北海道に行くってこと話したら相葉さんは

満面の笑みで『お土産よろしくね～！』なんて。

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本当、そのまんまだよね。うんうん。

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ス「今日はスタジオで撮影して、
明日なんだけどこれを企画してるから」

隣に座っている事務所スタッフがふと呟く。

あ「…っ」

スタッフから渡された企画書には【自撮り風写真集】の文字。

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あ「えっと、これは？」

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ス「より素の松本の写真集を作りたいってことで決まったんだ。

明日、二人きりで色んなところ回ってカメラで松本を撮影してもらいたい訳。」

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フリーで？

し、かも二人きり？

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私じゃなくあれ！と心の中で願うけど

その願いは儚く散るものだ。

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ス「その大役を神崎さんにお願いするからね」

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あ「え、私が…ですか？」

仕事仕事って思っても二人きりでフリープランなんて聞いてないよ～。

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ス「まぁ、マネージャーだから距離も近いはずだし、よろしく！」

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なんか、波乱の北海道旅行の幕開けだったり…？

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