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冷蔵庫から水を取り出し飲んでたら、戻ってきたお嬢さんに抱きつかれた。
ん？なによ？その訴える目は。
「和ちゃん」
「なによ？」
「ゾンビに襲われたら、か弱い同士諦めて２人一緒にゾンビに食べられて死のうね？」
「・・・・・」
お前生き残るつもりないのかよ・・・。
それに俺はもっと普通に死にたいっつーの(笑)
「そういえばさ、なんであいつきたのよ」
「ん？」
「相葉さんとこの馬鹿子」
「ちょっと！馬鹿子言わないでよ(笑)」
相葉さん特に変わった様子なかったけど。
あの人喧嘩したりなんだりあるとすぐ顔に出ますからね。
ここ最近いつも通り・・・いや逆にうざいくらいに元気ですよ(笑)
「水着美女！」
「・・・急に何よ」
「相葉さんが水着美女達に囲まれていい匂い言ってたって」
「・・・・・」
年末にやったどっきりね。あの人確かにそんなこと言ってましたよ(笑)
それで目くじらたててお嬢さんとこ来たの？
あいつも忙しい子ですな。
「それでどうしたのよ」
「やっぱり女の子っていい匂いだとたまらないよね！って、下の階の女の子の話したら、なんか急に無言になっちゃって。その後番組みながら夕ご飯食べて帰ってったよ？」
「・・・・・」
あいつもうちのお嬢さんが変態だってことにようやく気づいたか・・・。
まぁいつか気づくことだし？
お嬢さんを美化する前に気づけてよかったじゃないよ。
「それでね、二宮さんもいい匂いなんだよって言ったら、すごいびっくりしてた」
「・・・お前ね」
「ん？」
「・・・・・」
このお嬢さんは人様に何教えてんのよ・・・
あーなんか嫌な予感がする。
今のところ何もないけど・・・あいつあいばかに余計な事いうなよ？
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作者名：にじます
| 作成日時：2013年12月31日 3時
