俺の彼女【nino】 (ページ28)

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テレビをつけて録画一覧を開いて去年の番組を探す。

なんでこんなに慣れてるかって？

うちと同じものだからです！！

とりあえず番組を早送りし、メンバーの好みのタイプあたりから流しはじめる。

「あはは！松本さんノリなの！？」

「笑い事じゃないです！真剣にみてくださいってば！」

「ご、ごめん。ちゃんと見るちゃんと見るから。」

「もー」

「相葉さん、足の早い子・・・？ぴったりじゃん」

「中学の時に陸上部だっただけで、今は普通です！」

「櫻井さんは・・・むずかし・・・」

「ニノさん笑いのタイミングですって」

「笑いのタイミング・・・？一緒かな？そうかなー？そんなとこ意識したことないけどな」

「・・・・・」

「大野さんと二宮さんはほっといてくれる人ね！今日からほっとこー(笑)夜ご飯作らなくていいかな？」

「・・・私、ニノさんに見せたこと怒られそうです」

「え？なんで？そんなことないでしょ」

「とりあえず肝心なのはこの先ですから」

「はい・・・」

メールのくだりを見せて、終了とばかりにテレビの電源を切る。

「で！」

「うん」

「どうなんですか！？」

「うーん、ちょっと待ってね・・・？」

「？」

「うーん・・・おはようなんて送った記憶ないんだけどな・・・他の女の子からなんじゃない？」

「！？」

「ちょ、恐い顔しないでよ！冗談だってば・・・いやでも昔の彼女の話かもしれないし・・・って、眉間にしわ寄せ過ぎ！癖になるよ！！」