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道具係として働いているなかでも
もちろん自分たちも競技に出るわけで
次はリレーです!
優が走るんだよ!
「たまちゃん、俺超楽しみなんだけど…!」
「私も部員がたくさん出るから見るの楽しみだよ!」
まずは1年からなので、先輩方はまだこの場に残っている
「さぁ、バスケ部の底力見せてもらおう
これであんま良くない成績取ったやつは罰走かなんかさせるかな」
と、当人たちいないのに先輩が恐ろしいこと言ってるよ…
良かった、リレーじゃなくて…
「あ、蓮くん、そろそろ始まるみたいだよ」
さすが私立といったところか、
クラスが多いので一回で全クラスが走ることはない
何回かに分けて、タイムで順位を出すらしい
「あ!走ってる走ってる!」
「さすが早いね!バスケ部!ファイトー!」
たまちゃんと精一杯応援していると
「次5組だよ!」
自分たちのクラスの番に
「優ガンバレー!」
やばい、超かっこいい
「たまちゃんどうしよう、かっこよすぎて…」
「確かに!かっこいいね!」
二人でキャーキャー騒いでると
「…彼氏褒めるのは分かるけどほどほどにな?」
先輩から注意を受けました←
「じゃあ俺らも行くから」
「はい!先輩頑張ってください!」
「紺野ありがとなー」
先輩達と入れ替えに1年が戻ってきた
「優!すごいかっこよかったよ♪」
「…ありがと、当たり前だけど」
「またそういうこと言うんだから…w」
「ねー、俺らはどうだった?」
「ミンナモカッコヨカッタデスヨー」
「…テンション違くない?」
「気のせい気のせい!」
そりゃあ、彼女さんには彼氏さんが一番かっこよく見えるわけで…
「…」
優が無言で頭をぽんぽんしてくる
…地味に嬉しいのかな?
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作者名:にのあや | 作成日時:2017年8月4日 0時