イケメン一家の末っ子ちゃん２～ARS～ (ページ10)

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＊45＊ごほーびページ10

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お客「きゃーっ！///」

レジの方から、女の人の黄色い声…。

戻ってきた潤にぃは、なんだか少し楽しそうだった。

潤にぃ…その笑顔でいったい何人のファンを作ってきたの？笑

まぁ私も、そのファンの1人だけどね♪

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「潤にぃ、モテモテ～♪」

潤「そんなんじゃねぇーよ笑」

まさか、私の話をしていたなんて気づく筈もなく

またまた～と潤にぃを小突いたりしてた。

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潤「A、そろそろ落ち着いてきたから飯食って先に家帰っていいよ。腹減ったでしょ？何がいい？」

「いいの？じゃあ、オススメのパスタがいいなぁ～！」

潤「了解！ちょっと待ってて！」

テキパキと私のためにパスタを作り始めた潤にぃ。

ほんと、優しいなぁ～。

私はカウンター席に座った。

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智「A～おつかれ。ありがとね～」

さっきまで忙しそうに片付けをしていたさとにぃが来て、カウンター越しに頭をポンポンしてくれた。

「私はなにもしてないよ～。さとにぃこそお疲れ様。もう一段落したって感じ？」

智「もうちょいかな」

さとにぃがふにゃっと笑ったら、なんだか疲れも吹っ飛んじゃうな～。

あれ？さとにぃ左手を後ろに隠してる…

なんだろう？

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「ねぇさとにぃ、何か隠しt・・・」
智「ん！お疲れのAちゃんにご褒美だよ～！」

そう言って、隠してた手から出されたマグカップ。

中身は・・・

「わぁ～！かわいいっ！くまちゃん？！」

かわいい熊が描かれたカフェラテが入ってた！

智「そうだよ。さとにぃ特製くまちゃんラテ～」

「さとにぃ凄いなぁ～ほんと器用だね！飲むの勿体無いよ」

智「それくらいAの為ならいつでも作ってあげるよ。ほら、温かくて美味しいうちに飲んでね？」

「ふふ、ありがとう、さとにぃ＾＾」

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さとにぃは、またふにゃっと笑って私の頭を撫でると、奥へ戻っていった。

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