イケメン一家の末っ子ちゃん２～ARS～ (ページ38)

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＊70＊ヘタレ=不味い？ページ38

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翔「ダメダメダメー！大事なAを食わせるもんかー！く、食うなら…俺にしろー！！」

翔にぃはそう言うと、私をライオンさんから隠す様に一歩前に出て両手を広げた。

ラ「がふ・・・」

雅「翔にぃはマズそうだから嫌だって！笑」

和「ライオンもよく分かってるみたいですね。翔にぃが相当ヘタレで残念な撫で肩だってこと…笑」

和にぃは翔にぃの肩をポンッと叩いた。

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翔「にゃにおー！和！それがにぃちゃんに向かって言う台詞か！？ってか、撫で肩は関係なくね！？怒」

和「ヘタレにヘタレって言って何がいけないんです？撫で肩に撫で肩って言って何が悪いんですか？」

翔「和…お前なぁ！！怒」

和「きゃー翔にぃちゃんがこあいよー。A助けてー」(←棒読みMAX)

和にぃは私の後ろにサッと隠れた。

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「もーう！イイ年の大人が何やってんの笑」

和「ほら、Aもこう言ってますよ～翔にぃ！」

「和にぃもだよ？(真顔」

和「えぇ！？」

翔「・・・ぷッ笑」

少しいじける和にぃと、したり顔の翔にぃをどかして、私はライオンさんに話しかけた。

「ごめんねライオンさん。私も翔にぃも食べられないけど、私達がココに遊びに来た、そのお金で美味しいお肉食べさせてもらってね！」

潤「A…ライオン相手に笑顔で随分シュールなコメントすんな…苦笑」

私のコメントを聞いて、ははっと笑う潤にぃ。

だって、ライオンさんには事実を伝えるべきでしょう？(←真面目なのか天然なのか…)

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ラ「わっふぅーん！」

大きい変な声で一言鳴くと、お尻をプリプリ振りながら奥の方へ戻って行くライオンさん。

なんだかご機嫌に見えたんだけど、私の思いは通じたのかな？

雅「あっひゃっひゃ！ライオンくん面白いねー！」

「ライオンさん、なんか言ってた？」

雅「なんかね、Aのお陰でご飯食べれて嬉しいって、ありがとうってさ笑。あと、A可愛いからまた来てねって言ってたよ！」

「ライオンさん…泣(じーん」(←感動)

智「なになに～？Aの可愛さはライオンにもわかるんだ笑。すげーなぁ…」(←確かにすげー)

潤「…だな…」(←感心)

翔和「「・・・・・」」(←なんだか複雑)

それからライオンさんに別れを告げ、その他の肉食動物さんたちにも一通り挨拶をして(←笑)ふれあいコーナーに来た。

うさぎさん、ポニーちゃん、カピバラさん…ちょ～～～癒し！！

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