イケメン一家の末っ子ちゃん２～ARS～ (ページ28)

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＊60＊男家系ページ28

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「和にぃ…今なんて言った…？(ギロリ」

私はこれでもかってくらい和にぃを睨み付けながら聞いた。

でも和にぃには、そんなちっぽけな攻撃は効かないようで…泣

和「Aちゃん、またそんな可愛い顔しちゃって…。俺は事実を述べただけだよ、胸がないって笑」

「ひどい～！あるもんっ！ほらっ！！」

悔しくてさっき巻き直したタオルを少し捲った。

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翔「！！！ぶはっ！！///」(←また鼻血…)

潤「翔にぃ…苦笑」

和「やっぱ男の家系に生まれたからですかね～？ねぇ、まーくん？笑」

雅「そうかも…ね？」

「・・・怒。和にぃ…雅にぃまで酷い………あとさ、今更なんだけど…にぃに達…下隠してもらっていい…？///」

タオルを持ってるにも関わらず、肩や首に掛けて立っているにぃに達…。

いくらなんでも、ちょっと目のやり場に困る…笑

智「あ、ごめん笑。Aは胸がぺったんこだろうと何だろうと、すんげー可愛いから大丈夫だよ？てか翔くん、先に風呂でたら？笑」

「さとにぃ…///泣」

翔「ごめんA…じゃあお先に…苦笑」

そう言って先に出ていく鼻血翔にぃ…背中がどこか寂しげだな～なんて思った。

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そんなくだらない(？)やり取りをしていたけど、にぃに達に遭遇した洞窟の真ん中辺りは少し開けていて、天井がドーム型になっていた。

そして…

「ていうか…しゅっごーい！！光ってるよ！？」(←何故か甘噛み)

和「しゅごいって笑。Aかんでるし笑」

雅「洞窟の真ん中にこういう空間があるって凄いね！穴風呂的な？この光ってんの何？」

智「ヒカリゴケ…だって！」

どうやら光っているのは“ヒカリゴケ”というのが壁に生えてるからみたい。

さとにぃが壁に掛かっている解説の看板を読み上げた。

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「すごいね～。なんだかロマンチック！」

私たちは並んで温泉に浸かりながら幻想的に光る壁を見上げた。

潤「だな。それよりAと一緒に風呂入んのなんて何時振りだろうな？」

和「１２，３年ぶりじゃない？」

「たまにはこうやって、にぃに達と一緒にお風呂入るのもいいね！」

さっきは一人で寂しかったし…

智「おいらは毎日一緒に入ってもいいんだけど」

潤「俺も」

雅「俺もー！でも家の風呂じゃ狭くて入れないね笑」

和「まぁ入るとしても翔にぃ以外でしょうね笑」

５人「「あははははは！」」

それから暫くみんなで温泉で色んな話をした。

翔にぃ…大丈夫かなぁ～？

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