不倫の話。 (ページ23)

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Chapter 22 ページ23

『遅いねん！』

そう怒鳴り、最初に入ってきたのは小柄な黒髪の男。

忠『○○くんうるさいって！』

私と目が合い、小柄な男がいやらしく笑い、私の猿轡を外した。

『おっちゃん廊下まで声響いてたで』

『ほんまにメッチャうるさかったで笑』

二人一緒に入ってきた男達。

「章ちゃん..」

『おお、久しぶりやなぁ』

もう一人は焦茶色の髪で金髪の男よりかは背が高い。

私を見るとおっと顔をし、二人で目を合わせ笑った。

最後に入ってきた彼と目が合い、私は心臓が口から出そうになった。

「亮..ちゃん？？」

彼は私の前で吸った事がないタバコを口に咥え、ゆっくり微笑んだ。

「何でここに..」

隆『そりゃあ、俺がゲストとして呼んだからやん』

隆平はビリヤードのテーブルから離れ、周りを見渡した。

『紹介します！今日のゲスト様です！

右から、○○！○○○○！○○！○○！○○！○○！○○！』

信『いや別に自分の自己紹介は要らんやろ笑』

す『もう早よ触りたいわ』

その言葉に私の体が強張るのが分かったのか、忠義くんは私を見て苦笑いした。

隆『もうちょっと待って、順番決めるから』

亮『何でお前がしきんねん』

隆『Aは俺の女やもん』

亮『こいつ別に誰の女でも無いやろ』

自分の顔が火照っていくのを感じ、目を閉じた。

す『こいつアホやわ、顔真っ赤やで笑』

「..うるさい」

私がそう答えると○○という男は私の髪を掴んだ。

す『あぁ？もう一回言うてみろよ』

「うるさい！」

○○は私の髪を掴んでいた手を私の首へと下ろした。

す『次逆らったら殺すぞ』

隆『はぁ、触るまで待ってって言うたのに』

そう言い隆平は○○を私から剥がし、数秒前に○○の手が置いてあった私の首にキスを落とした。

「ん、、」

敏感な首に優しくキスを落とされて、変な声が出る。

亮『やっば、こいつこんな状態でも感じとる笑』

忠『丸やしやろ笑』

亮『あ？んやねん、俺でも感じるやろ』

そう言い亮ちゃんは私のストッキングを破り、太腿にキスを落とした。

忠『あーもう我慢出来ひん』

忠義くんは隆平が私の首から離れた隙に、私の唇を奪った。

彼のキスは甘くて、ちょっと強引。

「..ん、、忠義くん..」

彼は一瞬私の唇から離れ余裕が無い声で、

『くん付け禁止』

と呟き、また舌を絡ませた。