不倫の話。 (ページ14)

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Chapter 13 ページ14

す『やっぱ、俺の、最後ー！..にして？』

信『何やねん笑別に今開けてもらったらええやんか』

す『いや、あかんって！無理！』

「じゃあ○○くんの最後にするね」

そう私が答えると彼は唇を噛みながら頷いた。

章『ほな、俺の！』

○○は私をたぁくんの膝の上から引っ張り下ろし、キラキラした目で私の事を見る。

彼が私に渡したのは青色の小さな袋。

章『俺とお揃いやねん』

私が丁寧に袋を開けるのを見ながら○○は言った。

袋の中に入っていたのは水色のイルカが付いているキーリング。

「可愛い！！」

章『よかったぁ～、A気に入ってくれた～』

早速私は自分の鞄に付けた。

「○○ありがとう！」

章『どういたしまして～』

彼は私をハグし、私は○○の匂いに包み込まれた。

す『俺の...番か』

亮『○○くん、どしたん？笑』

す『いや..ちょっとな..A、ちょっと寝室に来て』

「え？いいよ」

た『○○くんA襲う予定やろ！』

す『ちゃうわい！』

○○くんは私を先に寝室の中へと押した。

「え？」

そう言い、私は振り返る。

その瞬間、私の頭を持ちながらキスをしてくる○○くん。

本当に襲う予定だったのかな？そう思っていると彼の唇が私の唇から離れた。

涙を浮かべながら私を見る彼が心配になり、彼の手を握る。

す『俺な、プレゼント...買ってないねん』

「そんなの、心配しなくても良いのに..大丈夫だよ」

す『ちゃうねん！そやから..俺の気持ち..受け取って』

「え？」

す『俺と付き合って』