Memories (ページ16)

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涼介「そうだ！買いたいものがまだあったんだ！ちょっと、待っててもらえる？」

「はい＾＾」

涼介「雨、降りそうだな…。傘、渡しておくよ＾＾」

「ありがとうございます、でも涼介は？」

涼介「俺は、大丈夫＾＾じゃあ、行ってくる！ここで待ってて＾＾」

涼介は走って、どこかへ行ってしまった。

しばらくすると、涼介の予想通り
雨が降ってきた。

？「あ～、雨が降っちゃった。傘、どうしよう。」

「あの、一緒に入りますか？」

？「えっ、でも。」

「いいですよ＾＾」

？「ありがとうございます＾＾」

可愛い顔の人だな…。

「あの、お名前聞いてもいいですか？」

？「大野智です。」

「もしかして、芸能人の？」

大野「はい＾＾」

「大丈夫ですかね？週刊誌とか…。」

大野「大丈夫ですよ＾＾」

「そうですか。」

大野「何歳ですか？失礼ですけど。」

「１７歳です。」

大野「結構年下だね＾＾僕は、３３歳。」

「約、半分年上ですね＾＾」

大野「本当だ＾＾」

しばらく、大野さんと話していた。
すると、大野さんが誰かの話をしてくれた。

大野「その人がね、結婚披露宴で高校時代の思い出を話したんだよ～。」

「もしかして、二宮さんですか？」

大野「そうそう！その初恋の子の名前が、夕菜技Aって言うんだよ。可愛い名前だよね～。」

「私も、夕菜技Aって言うんです。テレビを見て、ビックリしました。」

大野「ニノ、君に会ったら喜ぶと思うよ＾＾」

「何でですか？」

大野「秘密＾＾」

「でも、１回だけ。１回だけ、会いました。」

大野「ホント？！どうだった？ニノの反応。」

「何か、驚いていました。でも、なぜか寂しい顔をしていました。」

大野「…そっか。」

その会話以来、私達は一言も
喋らなかった。