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涼介はゆっくりと唇を離すと、驚いた僕の顔を見て我に返ったように、慌てて体を起こし離れていく。
「ごめっ...！知念、その...」
焦るように視線をキョロキョロさせる涼介。まだ触れた唇の感触が残っている。
「涼介、もっかい」
「え？」
「もっかい、キスして？」
僕は、押し倒されたような体勢のまま、甘えるように涼介に言った。
自分でもなんでそんなことを言い出したのかは分からないけど、とにかくもう一度涼介の唇に触れたかった。
涼介は少し
柔らかくて、あたたかい。
そのまま離れようとした涼介を引き寄せて、もう一度キス。
「知念......？」
「涼介があんな顔するから悪いんだよ。あんな顔されたら僕.....」
言い切るまでに唇を塞がれた。
思わず、声が漏れる。
角度を変えて、何度も唇を重ねる。息がうまく出来なくて、お互い息が次第に荒くなっていく。
再び唇を離したとき、涼介の顔はまるで別人のようだった。
艶っぽくて、色気しかない。
「知念の顔、誘ってるようにしか見えない」
そう言って涼介は妖しく微笑むと、僕の頬に触れた。
僕は一体どんな顔をしているんだろう。自分でもわからない。
「誘ってるって言ったら、どうする？」
「お望みのとおりに」
「じゃあ、僕の望みを叶えて？涼介」
その言葉を聞いた瞬間、涼介との距離は再び0cmになった。
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おーの(プロフ) - やましろさん» そうですそうです！私、その動画を作成・投稿した者でして、動画を見た方の「小説を読みたい」という声にお応えして、この小説を書かせていただいております。 (2019年5月9日 15時) (
レス) id: 18d0cbdeeb (このIDを非表示/違反報告)
やましろ - youtubeに予告編（？）があったやつですか？？？ (2019年5月9日 1時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーの | 作成日時：2019年5月2日 9時
