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スタジオの側には結構いろんな店が並んでいて、雑貨屋さんもあれば、服屋さんだってあるし、おしゃれな食べ物屋さんだってある。
急いで楽屋を出ると、真っ黒の大きめのパーカーを買う。
続けて隣にある靴屋さんでまた黒い、少し厚底の靴を買う。
ナイフも、少し遠かったがその通りの店に売っていた。
切れ味の良いナイフを買った。
別にゆーてぃーを殺したいわけじゃない。
ただ、出来るだけ早く彼の身体に傷をつけたい。
カフェに入り、上からその通りを見下ろす。
とても眺めが良い。
そしてゆーてぃーを見つけて、僕はカフェを出た。
怪しまれないように適度な距離を保つ。
ゆーてぃーは後ろを振り返る素振りを一切見せることなく、歩き続けた。
ここまで来たら、タクシーを呼ぶこともないだろうし、お店にふらっと寄るなんてこともない。
ゆーてぃーが暗くて細い道に入った。
僕は小走りで距離を詰める。
足音に気付いたのか、ゆーてぃーが振り返ろうとしたそのとき。
僕は手にしたナイフをゆーてぃー目掛けて振った。
生暖かいものが、僕の手に散った。
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おーの(プロフ) - やましろさん» そうですそうです!私、その動画を作成・投稿した者でして、動画を見た方の「小説を読みたい」という声にお応えして、この小説を書かせていただいております。 (2019年5月9日 15時) (レス) id: 18d0cbdeeb (このIDを非表示/違反報告)
やましろ - youtubeに予告編(?)があったやつですか??? (2019年5月9日 1時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おーの | 作成日時:2019年5月2日 9時