夢桜４* (ページ11)

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和さんを押し倒す。

潤んだ瞳で見上げる和さん。

「和様に・・・触れても良いでしょうか？」

あたしは照れながらも和さんに言ってみる。

和さんはコクリと無言で頷く。

照れてる和さん可愛い・・・。

和さんに口づけをする。

熱を帯びた舌を絡めながら和さんの着物を脱がせた。

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～和side～

“どうせなら花魁風に俺の事を惑わせてみせてよ”

と遊郭でAが相手していた男に嫉妬して

言ってみたは良いけど恥ずかしくなってきた。

舌を絡めながらAに着物を脱がされる。

押し倒されたときに乱れたAの着物から透き通った

肌が見える。

Aは恥ずかしそうに頬を赤くして俺の胸に口づけをする。

くすぐったくて体をよじる。

「だめですよ。和様」

ふっと妖艶な笑みを浮かべるA。

あまりにも色っぽくて理性が崩れそうになる。

Aはモノの先端を円を書くように触れる。

「あぁっ・・・」

声がもれてAは笑みを浮かべる。

「和様、ここ弱いんですね」

つっとなぞったAの指先に体が反応する。

「だめ・・」

集中的に攻められると耐えられなくなる。

Aはモノをくわえる。

「あぁっ・・・んぅっ」

息が乱れ体が甘く痺れる。

何とか果てる前にAから離れた。

「だめだ・・・。果てるならAの

中で果てたい・・・」

Aと一つになりたいと言うように

限界になっているモノ。

Aの着崩れた着物を脱がし、下に触れてみる。

すでにたっぷりと潤っていた。

「もうこんなに？」

「和さん見てたら・・・」

恥ずかしそうに目を伏せるA。

可愛い。

先程までの妖艶な雰囲気が嘘みたいだ。

「いい・・・かな？」

「はい」

俺を受け入れるようにAは足を広げる。

月明かりに妖艶に照らされた甘い夜は明けて行った。

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