９* ページ9
Aの手術が終わるまで櫻井君は俺のそばにいてくれた。
数時間後、手術が終わった。
オペ室から医師がでてきて俺を見つけて頭を下げた。
和「Aは・・？？」
医「助かりましたが、Aさんについて大事なお話があるので診察室に来てください」
俺は医師についていき診察室に入った。
医「Aさんは、治療方法が発見されていない心臓病にかかっています。
Aさんは前も病気にかかられていて。でもその病気は治療法があった。
でも今の病気は治療法が見つかっていない病気です。
Aさんの体は虫食まれています。大変言いにくいんですけど
Aさんは余命１週間の命かと・・・。」
和「え？この状況で冗談はやめてくださいよ・・・」
俺は必死に笑顔を作る。嘘であってほしい。医師に嘘ですよって言ってほしい。
医「二宮さん。嘘であってほしい気持ちはわかります。でも本当なんです」
和「それは・・・１週間後にAが死んでしまうっていうことですか？」
医「はい。最高約１週間なので明日に死んでしまう可能性はあります」
俺はそんなことをさらりといってしまう医師を恨んだ。
和「はい・・・。」俺は溢れ出してくる涙をこらえて診察室から出て
Aがいる病室に向かった。
和「A！！」あ「和・・・。」俺は涙をこらえて必死に笑った。
でもそんな作った笑顔はAにすぐばれてしまった。
あ「和。無理に笑わないでよ。あたし、もう長くないんでしょ？もう死ぬんでしょ？」
Aは全てを悟ったように言う。
Aも俺に笑顔を見せてくれた。大好きなAの笑顔だったがどこか暗い感じがした。
俺はAの笑顔を見てこらえていた涙が溢れた。
俺、なんでこんなに弱いんだろう・・・。
死ぬのを分かっているAはこんなに強いのに・・・。
あ「ちょっ・・・和・・・？泣かないでよ」Aは相変わらずあの笑顔で俺を慰める
どうしてAはそんなに強いの？死ぬのが怖くないの？
和「Aは・・・死ぬのが怖くないの・・・？？」思っていたことが口からでてしまい
慌てて口を押える。
あ「怖くないよ。だって前だって余命宣告受けててここまで生きてこれた。
でも今回はもうそんな奇跡起こらないかなぁ？」
Aの目から涙が溢れる。でもAはずっと笑ったままだった。
和「Aっ・・・」
俺はAを思いっきり抱きしめた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒猫*(プロフ) - あおぞらさん» 読んでくれてありがとー☆あおぞらの作品も読みに行くね☆ (2012年11月4日 7時) (
レス) id: 993822fd62 (このIDを非表示/違反報告)
あおぞら(プロフ) - ドキドキした(/-＼*)うちも新しい話考えないと…書いたら読んでくれると嬉しいです♪ (2012年11月3日 19時) (携帯から) (レス) id: 07876c061b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫*(プロフ) - あおぞらさん» 学校とか忙しい・・・。でも忙しくないといえば忙しくないｗ (2012年10月29日 21時) (レス) id: 993822fd62 (このIDを非表示/違反報告)
あおぞら(プロフ) - ありがとう///そー言って貰えて嬉しいよ(/-＼*)また更新頑張るねo(｀^´*)黒猫は学校とかで忙しいと？ (2012年10月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 07876c061b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫*(プロフ) - あおぞらさん» 片想いやっぱキュンキュンするね///あおぞらの作品大好きー (2012年10月28日 21時) (レス) id: 993822fd62 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒猫* | 作成日時：2012年10月17日 21時
