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何時間たったのだろう・・・。
オペ室から担当医がでてきた。
和「Aは・・・？？」
あ「和・・・。」Aが車椅子にのってオペ室から出てきた。
あ「あたし。最後に和と空が見たい。」
和「手術は？」俺がAに聞く。
あ「あたしが担当医さんにお願いしたの。どうせ死ぬなら和と一緒にいて
そのまま死にたいって。」
和「A・・・。でも手術したら助かるかもしれないんだよ」
あ「担当医さんが教えてくれた。手術しても死ぬ可能性の方が高いって。だめ？」
和「Aのお願いだからいいよ。」
俺はAの車椅子を押して屋上に向かった。
あ「あたしがこのまま死んだらまた和が暗くなっちゃうの？」
Aが聞いてくる。
和「暗くなっちゃうのかもしれないけど俺はAのぶんまで生きるよ。
Aが残してくれる子供を大事に育てていく。
Aと出会ったから俺は変われた。
Aは俺の心に虹を架けてくれたんだよ。ありがとう。」
あ「和が頑張ったからだよ。あたしは何もしてないんだから」
Aは言う。
屋上に着いた。
空には今まで見たこともないほど大きな虹が架かっていた。
あ「きれい・・・」
和「Aのほうが綺麗だよ」
あ「和のバカ///」Aは照れた。
和「指輪見てごらん。」
あ「You are more important to me than anything else in the world.意味は？」
和「私にとってなによりも大切なのは、あなたです。」
あ「和っ///」
あ「和。ありがとう。あたし和と出会えてよかった。和。大好きだよ」
和「俺もだよ」
俺達はキスをした。
それが最後のキスだった。
Aはキスをしたまま旅立ってしまった。
医「二宮さん。Aさんのおなかの中にいる子供はどうしますか？」
和「取り上げて下さい。」
医「了解しました」
医師はAを連れて行った。
俺はもう一度虹を見た。
ー数年後
虹「パパ！ママのお墓いくよっ！」
和「虹架。空は？」
虹「空はもう外にいるよっ！」
今日はAの命日。
虹架と空を連れて
お墓に行く。
和「虹架と空はこんなに大きくなったよ」
虹「ママ、パパは虹架がちゃんと支えるから大丈夫だよ」
空「ママ、虹架のお兄ちゃんだから虹架とパパは僕が支えるね」
和「俺がこれからもこの2人をちゃんと育てていくから。」
俺達は手をあわせて。お墓を後にした。
キミと何回虹を見たのだろう。
キミに何回好きだよって言えたのだろう。
キミに出会えて本当に良かった。
終わり
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黒猫*(プロフ) - あおぞらさん» 読んでくれてありがとー☆あおぞらの作品も読みに行くね☆ (2012年11月4日 7時) (
レス) id: 993822fd62 (このIDを非表示/違反報告)
あおぞら(プロフ) - ドキドキした(/-＼*)うちも新しい話考えないと…書いたら読んでくれると嬉しいです♪ (2012年11月3日 19時) (携帯から) (レス) id: 07876c061b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫*(プロフ) - あおぞらさん» 学校とか忙しい・・・。でも忙しくないといえば忙しくないｗ (2012年10月29日 21時) (レス) id: 993822fd62 (このIDを非表示/違反報告)
あおぞら(プロフ) - ありがとう///そー言って貰えて嬉しいよ(/-＼*)また更新頑張るねo(｀^´*)黒猫は学校とかで忙しいと？ (2012年10月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 07876c061b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫*(プロフ) - あおぞらさん» 片想いやっぱキュンキュンするね///あおぞらの作品大好きー (2012年10月28日 21時) (レス) id: 993822fd62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫* | 作成日時：2012年10月17日 21時
