52話~久しぶりの楽しい昼御飯~ ページ4
貴女「それまでが七つ迄の頃に起きた話
あっ………ごめん、気分悪くした？顔色悪いよ………？」
Aの手が俺の頭に乗って、漸く俺はハッと意識を戻す
轟「え………あ、いや………大丈夫だ
その、兄弟は今どうしてるんだ？」
声が震える
あまりにも、Aの幼少期の話が異常で、まともじゃなくて
辛すぎて
話し方からすると、まださっきのは一部に過ぎないだろうな
そう思うとますます体が寒気を感じた
貴女「元気、元気だよ
今は僕らはあるお方の所に引き取られてね、僕はここに入ったから一人暮しをし始めたが
この体育祭をきっと観てくれてる、そう思ってるよ」
まるで、それだけで満足だと言わんばかりに幸せそうに笑ったA
轟「………そうか、なら頑張らなきゃだな」
貴女「あぁ！！
さて！と言うことでお弁当食べようか轟さん！！あっでも弁当持ってきてる？何時も学食だったよね？」
ﾊﾟﾝｯと手を叩いて話題をご飯に向けた
轟「いや、ねぇ」
貴女「そっか、じゃあ僕の半分あげる！作りすぎちゃったからさ」
膝の上に広げられた重箱………重箱？
中は本当に豪華という言葉のあった詰め合わせだった
飾り付けも綺麗だな………
轟「さんきゅ………………！………」
お握りを一個もらい一口食べると、お店に出しても良いんじゃないかって位上手かった
………これ本当にお握りか？
貴女「轟さんの表情が動いた………！良かった、美味しかったんだね」
Aは嬉しそうにお握りを頬張り始める
………そんなに顔に出てたのか
でもこれくらい上手かったらしょうがないよな
それに
貴女「？………何かな？轟さんそんなに見られると穴が空いちゃうよ」
こんなに幸せそうなAを見れてんだ
好きな奴の笑顔なんて嬉しいに決まってるだろ
轟「………いや、お前を好きになって良かったなと思って」
貴女「あー……そう言えば轟さんは僕に告白してきてたもんね
生憎僕には恋慕への関心がなくてね………前にも言った通り、ごめんね」
これでフラれたのが二回目、か
俺はまだ諦めないからな
轟「わかってる、でも諦めねぇから………体育祭後は覚悟しろよ」
貴女「えー………」
今日は久しぶりに楽しい昼ごはんの時間だったな
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くまもん - 伏線全然分かんない…凄すぎます！更新頑張って下さい！ (1月4日 2時) (
レス) id: 888b8ee33d (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - クロスオーバー尊い、、、作兵衛とか三治郎出てきて嬉しすぎて昇天。これからも頑張ってください！！ (7月7日 21時) (レス) @page13 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニヲタのﾅﾅﾏﾂちゃん - めっちゃ面白いです！続きが気なります！更新よろしくです！ヒロアカと忍たま両方のアニメが好きだからこうゆうコラボ？ファンからしてありがたいです！色んな作品でこんなコラボのアニメを書いて欲しいです！よろしくお願いします。応援しています！ (2021年12月12日 22時) (レス) @page13 id: 544b7ce66d (このIDを非表示/違反報告)
Megumi(プロフ) - 続き読みたいです！ (2021年6月8日 16時) (レス) id: 2b7b46d822 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者 | 作成日時：2019年8月1日 6時
