47話~お前の個性は何ぞ~ ページ48
数分後
映像を見終わった後、俺達は驚愕した
ただ一人、映像に移っていたAは何時も通りにこにこと笑っていたが
俺達は尚更そんな、愛らしく笑う少女がとった行動に驚いていた
Aは
ただ普通に走っていただけだった
だから
俺達は驚く
しかも
誰よりも先に一番にゴールについていた
誰からも憚られる事もなく事静かに、淡々と走っていただけ
アフガニスタンの所では地雷を避けることもせずに突き進み続けていた
淡々と、黙々と、表情一つ変えずに
見てる途中俺がはしっこに移っていた
爆豪と緑谷は映っていなかったから、きっと俺がついてた時には既に中間辺りまで行っていたことになる
確かに、俺は途中Aが後ろにいないことに気づいたが
それもそうだった
Aは後ろじゃなくて前にいたのだから
それにAは人に気配が気付かれにくい
それは尚更気づくわけなかった
モニターが仕舞われてスタジアムに沈黙が訪れた
俺はその空気をぶち壊した
轟「A」
貴女「…うんAだよ、何かな？轟さん」
周りが静かだからか、余計に俺とAの声が響く
轟「地雷を踏み続けて、爆風受けたよな？」
貴女「？当たり前」
轟「………傷はどおした、服は少しボロボロだが
肌に傷がついてる所がないぞ」
貴女「きず？………あぁ、確かに」
Aの腕を掴み少し汚れてボロボロになった服の袖を捲り確かめる
包帯も少しボロボロになっていたが特になんの異状もみられない
顔にも、手の平にも、火傷もなさそうだ
轟「一つ聞くぞ」
貴女「？いいぞ」
轟「A、お前の
【個性】は何だ」
1ｰA「「「「！！！！」」」」
そこで漸く他の奴等が動き出した
確かに、Aの【個性】だけ先生から何の説明も受けてないし
Aが【個性】らしきものを使ったら所をみたことがない
もしかしたら、身体強化系なのかもしれないし
リカバリーガールのように癒す力かもしれない
だとしてもだ
まず、俺はAからは【個性】以外のものを感じる
後ろで何か緑谷がブツブツ良い始めてるが今はそんなの気にしねぇ
今はAだ
貴女「………」
48話~個性の正解は無個性~→←46話~いつの間にかいた兎少女~
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くまもん - もう最高すぎでしょ。才能分けて欲しいですはい。…すみません。暴走しました。本編も最高だったからもう最高です(自分で何言ってるか分かんない 語彙直) (1月4日 2時) (
レス) @page4 id: 888b8ee33d (このIDを非表示/違反報告)
亜門#(プロフ) - すごく面白かったです！更新頑張ってください！ (2019年7月27日 19時) (レス) id: 4c6e4a4388 (このIDを非表示/違反報告)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - わさまんさん» ありがとうございます！！期待に応えれるよう頑張ります！！ (2019年7月10日 9時) (レス) id: 14377fb98a (このIDを非表示/違反報告)
わさまん(プロフ) - この作品面白くて大好きです。応援してます！ (2019年7月9日 13時) (レス) id: 8f7fd3a04c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：元薺(サイ)だった者 | 作成日時：2019年7月2日 3時
