人間に落第した女神様 (ページ4)

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第2話ページ4

と、人間に変わっていく。そして、私は見た目は変わらないまま、人間界へと、落ちていった。って、こんな目立つ登場したら、解剖ってやつされるんじゃ？解剖って何か分からないけど、お母様の目を見ていると、それはかなり恐ろしいものだと考えられる。って、これって…。どうやって着地すればいいの！？
「きゃー！」
と叫んでいると、パラ宿らしき所が見える。間違いない。ここは…。パラ宿だ！…って、どうやって着地すればいいのー！？あ、あんなとこに、学校の銅像がある。あそこに、着地したら、かっこよさそう！決めた！あそこの上に着地しよう！そう決めて、私はかっこよく着地しようとした。足が着いた…と思ったら、銅像が壊れ、私の足に痛みが走り、そのまま…。
『ﾄﾞｯｼｬｰﾝ』
いったたたた……。と目の前を見ると…。私を見つめる二人の少女達。この子達は確か…。天使と悪魔アイドルの…。
「みかん！今の見たか！？空から降ってきたぞ！」
「見たなの！しかも、ひびきさんの銅像を壊したなの！」
ん…？ひびきって…。もしかして…。………げっ。この顔もしかして…。ひびきだ！ど、どうしよ。壊しちゃった…。
「ど、どどど、どうしよ…。壊しちゃった…。」
「あろま、この子何者なの？」
「興味が…興味が湧いてくるぞ！お主！名前はなんと言う？」
「わわわ…。どうしよ…。ひびきに怒られる～！」
「おい！そこの金髪の少女よ！」
「あ！はい！私…だよね？」
と、ジロリと見られる私。と、この騒ぎを駆けつけたのか、他の子たちが周りを寄ってくる。
「ねね！あの子、空から落っこちたんだって！」
「何者！？」
「しかも、ひびきさんの銅像を壊しちゃったんだって！これは、大事件の予感！」
と、騒ぎを駆けつけたのか、六人の少女たちも、あろまとみかんに近づいてきた。
「うっわー。なんだこれ！」
「なんと言ったらいいのか…。」
「これは…。徳田ネネに取材が入るな。」
「空から…落ちてきた？」
「うわぁ…。すごいね…。」
「みんな、なんでそんなに冷静？」
と、その一言で性格がわかるほど、会いたかった…。
「らぁら発見！」
「えぇ！？」
やっぱり…。らぁらだ！