人間に落第した女神様 (ページ22)

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第19話ページ22

そして、『ふわりを元気付けよう大作戦』は、終わりを迎えようとした…。その時だった。ふわりがこんなことを言った。
「ひびきさんがキスしてくれたらなぁ…。」
と。え…。えー！？ま、ままま、まさか、ここでするとかじゃないよね！？
「ふ、ふわり！君はなんて事を…！」
「あ…！もしかして、私声に出してた……？」
「「「「そりゃもうはっきりと！」」」」
「わぁ…ステキ…！私達は、まさに幸せをもらっているんだね…！」
「レオナちゃん、こういうロマンティックな話好きだもんね…！」
「そ、そふぃさんだって！」
と、女子達が話している…。……って、レオナは男だった。って、違う違う。ま、ままま、まさか…。やっちゃうの…かな。すると、ひびきはそれを本気にしたのか、ふわりの肩を掴んだ。その行動に誰もが注目していた。
「ひ、ひびきさん…！？」
「まほちゃん、男らしい…！」
と、ファルルが顔を赤くさせながら見ていた。
「プリンセス・ファルル。僕は女です…。まぁ、そう言って貰えるのは嬉しいですよ。」
「えっと…。私どうしたら…。」
「ふわり、目を閉じて？」
「あ……はい。」
と、ふわりが落ち(その行動に)、ひびきがキスをしようとした、その時だった。みんなが待ちかねていた、あの情報を流れてきたのが。
「プリパラパンポーン。皆さんに大事なお知らせがあります。すぐに、広場に集まりましょう。プリパラパンポーン…。」
と。
「ちっ…。こんな時にか…。」
「ひびきさん…。」
「…？なんだい？」
「私を選んでくれてありがとう…。」
「…フッ…。」
と言い、ふわりが完全にひびきに落ちたという所で、私達は広場に集まる。なんだろ…。この時に…。そして、めが兄ぃが発したのは…。
「皆さん、お待たせしました。神アイドル、そらみスマイル…そして、ゴットアイドルのドレッシングパフェに続く、同じランクに存在する…神アイドルグランプリが開催することになりました。」
………。え…。えー！？