第8話 ページ11
そして、教室に着きふわりが先に教室に入る。その後に先生に会い、入ってきていいですよと言ったら、教室に入るみたい。………ど、どどど、どうしよう。おさまれ!私!なんでこんな時に、緊張しちゃうの…。もう、どうしよう。私、なんて自己紹介したらいいんだか…。普通に名前だけ言って、普通に挨拶すればいいだけじゃない!なのに、私ってば悪い本能が出てきちゃう。
『もっと、盛大にやれ!やるのだ!』
うっ…こんな時に脳内あろまが…。そして、案の定脳内みかんが登場する。
『そんなのだめなの!普通にやっていれば、自然と仲良くなれるなの〜!』
『駄目だ、それじゃインパクトが無くて、逆につまらない人間だと思われるぞ!』
『駄目なの!ここは普通がいいなの!』
「入ってきていいですよ。」
『盛大に!』
『普通に!』
『盛大に!』
『普通に!』
「うわああああああん!どうすればいいのー!?」
「コホン…。」
あっ…。これって、もしかしてのもしかしての…。
「Aさん、入ってきていいですよ?」
うわぁ…。これ、完全に怒ってる声だよ…。最悪だ…。そして、教室に入ろうとすると、後ろから…。
「Aさん…。」
「ひぃ!」
後ろを見ると、昨日いた南委員長さんがいた。これって……ホラーでしょ!?というか、目が怖いって…。
「Aさん、苗字を教えてく・れ・る?」
ま、まちがいない。これって…完全に怒ってる!仕方ない…。
「か、かかか、神楽です…。」
「そう…。神楽さん?」
「ひぃ…!あ、は、ははは、はい!」
「校則第188条!廊下で騒音を出してはならない!それに…なに?私を見れば怖がって!私ってそんなに怖いかしら?」
「あ、ホラー並みに怖いです…。」
と、正直に答えた。だって、今HR中だよ!?なのに、出てくるんだよ!?怖いよ!……って、このパティーンは…。
「Aさん?」
「あ、先生…。」
「早く入ってくれるかしら?」
と、鬼のような表情で見るものだから、私は黙って入った。……トホホ。これは、私ついてないわ…。というか、騒音扱いされた私って一体…。
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作者名:アリスティー | 作者ホームページ:
作成日時:2018年12月20日 18時