【あんスタ】あの日常が戻ってきた瞬間に来てしまった女の子13 (ページ10)

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第599話ページ10

レディーファーストかぁ

『ならいただこうかな』

私はそう言ってナイフで切り分けて一口サイズに切ったパンケーキを口の中に入れた

こはく｢どうや？｣

『おいひぃ！！』

口に入れた瞬間にふわふわのパンケーキと甘酸っぱいイチゴジャムがちょうどいいバランス！！

こはく｢ほんならわしも食べようか｣

『うん！』

そう言ってこはくはフォークで切り分けて口の中に入れる

こはく｢…………｣

『美味しい？』

こはくは食べたら黙ってしまった

美味しくなかったのかな……？

『こはく……？』

店員｢お待たせい(美味しい！！)っ！？｣

黙っているこはくを見ていたら、先程注文を頼んだ店員のお姉さんが来た

そしてそのお姉さんの言葉と同時にこはくが言葉を発した

そのせいでお姉さんの声が聞こえず、彼女は驚いている

こはく｢あ、す、すんまへん……｣

店員｢いえいえ。ご満足いただけて嬉しいです｣

お姉さんは笑顔でこはくに言う

店員｢アイスミルクティーのお客様｣

『私です』

私がそう言うとお姉さんはコースターを置き、その上にミルクティーが入ったグラスを置く

店員｢抹茶ラテ、アイスのお客様｣

お姉さんの言葉にこはくは静かに手をあげる