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第596話 ページ7

こはく 「Aはん以外に誰がおるん?」

『いや、私じゃなくてこはくもいるでしょ』

こはく 「ん?」

『え?』

私の言葉に首を傾げるこはく

そんなこはくに私も首を傾げる

こはく 「女の子たち、彼女さんって言ってなかった?」

『言ってたね』

こはく 「それじゃあなんでわしになるん?」

彼女はAはんやろと言うこはく

『まぁ、私だね』

こはく 「Aはんはなんでわしやって思ったんや?」

そう聞いてきたこはくは顔を顰める

なんでそんな顔をするんだ

『だってこはくもイケメンじゃん』

こはく 「…………」

私がそう言うと固まってしまったこはく

こはく 「いま、なんて……?」

『だからこはくがイケメンって言ったの。てか、私なんかよりこはくの方がイケメンでしょ』

こはく 「なっ!」

「きゃぁぁぁ」

「かっこいい〜!」

私がそう言うとこはくの顔がみるみる赤くなっていく

そして他の声も聞こえてきた

こはく 「ぬしはんは、ほんまに……」

こはくはぷるぷる震えながら言いながら、両手で顔を隠した

可愛いなぁ

店員 「お待たせいたしました。こちら、カップル限定生クリームたっぷりいちごと絡めて四段ふわふわパンケーキになります」

『あ、はい』

可愛いこはくを眺めているとさっきとは違うお姉さんがやってきた

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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1  
作成日時:2024年3月24日 12時

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