第593話 ページ4
すると
こはく 「ほな、1000円で」
店員 「1000円お預かりします」
『こはく!?』
財布を出そうとしたら、私より先にこはくが1000円を出してしまっていた
こはく 「なんや?」
私が名前を呼ぶと不思議そうにするこはく
『いや、なんやじゃないよ。なんでこはくが払ってるの?』
スマートすぎてびっくりしたわ
こはく 「そりゃこういう時は男が払うに決まっとるやろ」
『決まってるって……』
そんなことないと思うけど
こはく 「まぁ、払わんあほんだらもおるけどな」
『あほんだら……?』
あほんだらってなんだ?
こはく 「いや、なんでもないわ」
『そう?』
こはく 「それに……」
『?』
こはく 「彼氏なんやからここは払わせてぇな」
『!?』
な?と言ってウインクをしてきたこはく
「きゃぁぁぁ」
「イケメンだ〜!」
私はこはくの行動に驚いている
まさかこはくがこんなことしてくるとは思わなかったからだ
まぁ、でもここはこはくの言う通り
彼氏というこはくが払うのが周りから見ても不思議ではないのか
こはく 「この間は、わしが奢ってもらったけんな」
『分かったよ。じゃあお願いしようかな』
こはくの言葉に私は言う
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2024年3月24日 12時