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第百七話 ページ10

タカ丸 「なんで?」

『いや、私。一応……みんなに嫌われてる天女、様だから。怖がられてるでしょ?』

私がそう言うと納得した顔を見せてくるタカ丸くん

タカ丸 「なるほど。僕は別に君のことは怖くないよ」

『え?』

笑って言う彼になんでと疑問に思ってしまう

タカ丸 「君はなんというか……今まで来た天女様達とは違う気がする。それに……」

そう言って私にいまだくっついている喜八郎を見る

タカ丸 「喜八郎くんが初日でこんなに懐く天女様は初めて見たから」

『…………』

だから大丈夫と言うタカ丸くん

喜八郎 「そうだよ。それにタカ丸さんも滝夜叉丸の投げた戦輪見たでしょ?」

タカ丸 「うん、まさか掴むなんて思ってなかったからびっくりしちゃったよ」

『あ、あれは……』

いやだって、顔面に向かって投げられたからね
あの戦輪

喜八郎 「他の人たちがどう言おうと、僕はAを信じるから」

タカ丸 「僕もだよ」

『…………』

そう言ってくれる二人にありがたいと思う反面、本当にいいのかと思ってしまう

『いいの……?』

喜八郎 「なにが?」

『今日来たばっかりの天女を信じるって。もしかしたら、他の天女と一緒かもしれないのに』

そう言って喜八郎を離そうと頑張るけど無理だった

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明桜(プロフ) - すみさん» コメントありがとうございます!いえいえ、こちらこそすみません。すぐに直しますね! (3月12日 22時) (レス) id: 13e57be736 (このIDを非表示/違反報告)
すみ - 数馬が和馬にところどころなってます、間違ってたらすみません! (3月12日 21時) (レス) @page8 id: 04a294b2d7 (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - 野性のごりらさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えて書いている側としてとても嬉しいです!ありがとうございます!これからもみんなをぎゅんぎゅんさせられるよう頑張ります! (7月26日 19時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
野性のごりら(プロフ) - 初コメ失礼します。今日初めて読ませて頂いたのですが、物語とっても読みやすくてスラスラ読めました!皆が少しずつ主人公ちゃんを信頼できるようになっていっているところに、きゅん越えてぎゅんぎゅんしてます♡これからも頑張ってください!長文失礼しました… (7月26日 13時) (レス) id: e2195afd76 (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - めろんぱんさん» ありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (7月22日 12時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1  
作成日時:2023年7月21日 20時

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