第百三十八話 ページ41
雷蔵 「あの人、笑ったね」
三郎 「……そうだな」
勘右衛門 「えー、そうなの?」
雷蔵 「うん、笑顔だったよ」
雷蔵がそう言えば、俺も見たかったなと言う勘右衛門
八左ヱ門 「俺、初めて名前呼ばれた」
そう言ってさっきまで彼女に手を握られた両手を見る八左ヱ門
三郎 「なんで邪魔したんだ、八左ヱ門」
兵助 「……邪魔?」
三郎の言葉に兵助は不思議がる
八左ヱ門 「邪魔じゃねぇよ、あの人言ってただろ?いつまでたっても朝ごはんが食べれないって」
案の定、兵助たちが来ちまったと八左ヱ門も三郎に言う
三郎 「それはそうだが……」
勘右衛門 「まぁ、とりあえず皆で朝ごはんを食べよう!」
勘右衛門の声に四人は動き出す
雷蔵 「ねぇ、三郎……」
三郎 「なんだ?雷蔵」
雷蔵は小さな声で三郎に話しかける
雷蔵 「彼女のこと気に入ったって言ってたけど、本当なの?」
三郎 「あぁ。本当さ」
雷蔵は三郎が即答したので、驚いている
雷蔵 「……本気なの?」
三郎 「本気かどうかは分からないが、気に入ったのは確かさ」
雷蔵 「そっか……」
そう言った三郎はなんだか楽しそうに見える
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明桜(プロフ) - すみさん» コメントありがとうございます!いえいえ、こちらこそすみません。すぐに直しますね! (3月12日 22時) (レス) id: 13e57be736 (このIDを非表示/違反報告)
すみ - 数馬が和馬にところどころなってます、間違ってたらすみません! (3月12日 21時) (レス) @page8 id: 04a294b2d7 (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - 野性のごりらさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えて書いている側としてとても嬉しいです!ありがとうございます!これからもみんなをぎゅんぎゅんさせられるよう頑張ります! (7月26日 19時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
野性のごりら(プロフ) - 初コメ失礼します。今日初めて読ませて頂いたのですが、物語とっても読みやすくてスラスラ読めました!皆が少しずつ主人公ちゃんを信頼できるようになっていっているところに、きゅん越えてぎゅんぎゅんしてます♡これからも頑張ってください!長文失礼しました… (7月26日 13時) (レス) id: e2195afd76 (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - めろんぱんさん» ありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (7月22日 12時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2023年7月21日 20時