【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……3

第百一話 ページ4

だから別に嫌がる必要なんてないと思うけど……

まぁ、ここにいる生徒がやたら個性的に派手だから
それも仕方ないのかな

藤内 ｢今日はオムライスにびびん、ば？｣

和馬 ｢なんだろう、このびびんばって｣

二人はまじまじとビビンバの名前をじっと見ている

そんなに不思議なものなの？

藤内 ｢おばちゃん、このびびんばってなんですか？｣

おばちゃん ｢それは食べてみてからのお楽しみよ｣

そう言って二人に笑いかけるおばちゃん

うん、おばちゃん言わないのね

どんな料理か

藤内 ｢じゃあ僕はこのビビンバ丼で！｣

和馬 ｢僕はオムライスをお願いします｣

おばちゃん ｢分かったわ｣

そう言っておばちゃんは私を見てきた

私はおばちゃんに頷き、中華スープとビビンバを乗せたトレーを彼女に渡す

おばちゃんはそれを受け取り浦風くんに渡す

おばちゃん ｢ビビンバ丼だよ｣

藤内 ｢おぉ〜！！｣

おばちゃん ｢和馬くんのオムライスはちょっと待ってね｣

和馬 ｢はい｣

そう言っておばちゃんは卵でチキンライスを上手に包む

これが早いのなんのって
さすがこの学園の人達の食事を作っていることはある

私にはきっと無理だろう

第百二話→←第百話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す