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第百十四話 ページ17

喜八郎 「確か年下だった気がするよ、僕と一緒だったかな。僕、興味無かったから知らないや」

『興味ないって……』

私はそう言って喜八郎の頬を触る

喜八郎 「ん?」

『動かないで』

そしてハンカチで喜八郎の顔を拭く

『顔に泥がついてる』

喜八郎 「……おやまぁ」

一瞬目を見開いて大人しくなる喜八郎

痛くないように優しく拭う

タカ丸 「えっと、Aちゃん……?」

『相手が年下なのに、天女様だからといって敬語を使ってたんだよね』

タカ丸 「う、うん……」

『それなら尚更、私のことは敬語じゃなくタメ口でいいよ』

タカ丸 「え?」

私がそう言うと驚くタカ丸

顔を拭ってる喜八郎はなんだか嬉しそうだ

『私、そういうの嫌いなの』

タカ丸 「そういうのって……」

『喜八郎、綺麗になったよ』

喜八郎 「ありがとう」

そう言って喜八郎は穴の中から出てきた

『だからそのままで大丈夫』

タカ丸 「っ!!」

喜八郎 「だそうですよー」

タカ丸 「……ありがとう、Aちゃん」

『いえいえ』

私は笑ってタカ丸に言う

ゴーンゴーンゴーン

すると鐘がなった

休み時間が終わったのだ

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明桜(プロフ) - すみさん» コメントありがとうございます!いえいえ、こちらこそすみません。すぐに直しますね! (3月12日 22時) (レス) id: 13e57be736 (このIDを非表示/違反報告)
すみ - 数馬が和馬にところどころなってます、間違ってたらすみません! (3月12日 21時) (レス) @page8 id: 04a294b2d7 (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - 野性のごりらさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えて書いている側としてとても嬉しいです!ありがとうございます!これからもみんなをぎゅんぎゅんさせられるよう頑張ります! (7月26日 19時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
野性のごりら(プロフ) - 初コメ失礼します。今日初めて読ませて頂いたのですが、物語とっても読みやすくてスラスラ読めました!皆が少しずつ主人公ちゃんを信頼できるようになっていっているところに、きゅん越えてぎゅんぎゅんしてます♡これからも頑張ってください!長文失礼しました… (7月26日 13時) (レス) id: e2195afd76 (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - めろんぱんさん» ありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (7月22日 12時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1  
作成日時:2023年7月21日 20時

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