【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……2 (ページ40)

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第八十八話ページ40

パンッ

『そうだ！』

秀作･彦四郎｢｢！？｣｣

私が両手を合わせたことで二人は驚いている

ごめん、ごめん

『彦ちゃんでいい？』

彦四郎｢彦、ちゃん……｣

『そう！』

そういえば、この子と一緒の委員会の一年生ってたしか、一年は組のしっかり者の黒木庄左ヱ門くんだった

確か庄左ヱ門くんはは組の子に庄ちゃんと呼ばれていたはず！

『ダメかな？』

彦四郎｢……彦ちゃん｣

私がそう聞くと彦四郎くんは呟く

え、これダメな感じ？

秀作｢彦四郎くん？｣

彦四郎｢いいと思います！｣

『ほんと？』

彦四郎｢はい！｣

笑顔で言ってくれる彦ちゃん

『良かった〜』

彦四郎｢んじゃ、僕も呼び方を変えなきゃですね｣

『うん、天女様以外ならなんでもいいから』

私がそう言うと考え始める彦ちゃん

彦四郎｢うーん｣

秀作｢彦四郎くんとAちゃんの年なら兄弟みたいだよね｣

『あ〜、そうなのかな？』

確か一年生って10歳だったよね

それで私が18歳だから確かに兄弟かもしれない

彦四郎｢兄弟、ですか……｣

『この時代なら姉上とかなのかな？』

秀作｢みんな、父上とか母上って呼ぶもんね｣

ふ〜〜ん

『なんか硬っ苦しいね』

秀作｢そうかな？｣

『うん』

私がいた時代はお父さんとかパパって呼ぶことが一般だったから