【忍たま】関わらないのが一番なはずなのに……2 (ページ25)

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第七十三話ページ25

喜八郎｢ぼくの卵焼きあげるから｣

そう言って喜八郎はご飯の上に卵焼きをのせてくる

『………』

喜八郎｢ね？｣

『……はぁ』

私はため息をついてウインナーを喜八郎のご飯の上にのせた

『これでいい？』

喜八郎｢わーい、交換だー｣

彼はいただきますと言ってウインナーを食べ始めた

私も貰った卵焼きを食べる

うん、卵焼き美味しい！！

本当はその卵焼きがあるＡセットと悩んだけど、Bセットにした

だから本当はというと卵焼きをくれて嬉しかったりもする

喜八郎｢卵焼き、美味しい？｣

『うん、美味しい』

私がそう言うとそりゃよかったと言って喜八郎も食べ始める

仙蔵｢おい、喜八郎｣

『…………』

喜八郎｢これはこれは立花先輩じゃないですか。なにかご用ですか？｣

仙蔵｢ご用ですかじゃないだろ！なんでお前が天女様と一緒にご飯を食べてるんだ｣

そう言ってる立花くんの周りには六年生がいた

うん、なんで全員集合なのかな

さっさと授業に行けよ

あんた達暇なのか？

暇じゃないよね！！
ね！！ね！！

喜八郎｢なんでって、さっきまで医務室に一緒にいたんですよ。彼女を手当てするために｣

仙蔵｢手当て……？｣

そう言って立花くんは私を見てくる